1月13日スタートのドラマ『119エマージェンシーコール』で主演を務める清野菜名さん。主人公の雪(ゆき)は、119番通報に応答する指令管制員という役どころ。人物像を深く理解するため、実際に通信指令センターも見学したそうです。ここでは清野さんに、ドラマをとおして伝えたい思いを伺いました。
ドラマをとおして119番の必要性をしっかり伝えたい
「119番、消防です。火事ですか。救急ですか」
消防局の通信指令センターでは、119番の緊急通報に応答し、適切に消防車・救急車の出動を指令する指令管制員(ディスパッチャー)たちが、1本の電話で命をつなぐ最前線に立っています。1月13日からスタートするドラマ『119エマージェンシーコール』は、さまざまなスキルをもった消防・救急のスペシャリスト集団である指令管制員たちの活躍を描く、オリジナルストーリーの群像劇。主人公の新人指令管制員・粕原 雪(かすはら ゆき)を演じるのは、幅広いジャンルの作品で存在感を放っている清野菜名さん。フジテレビドラマ初主演にして、月9初主演。意外にも、ゴールデン帯ドラマでの初主演でもあります。
「指令管制員という職業がどういうものなのか、電話をかけた裏側でなにが起きているのかなど、存じ上げませんでした。今回、自分がこの作品に携わるに当たり、しっかりと勉強をして臨まないといけないと身が引き締まりました。初づくしの主演なのもすごくうれしいです。じつは20代前半の頃に月9のオーディションを受けたこともありましたが、30歳になり最初のドラマで月9の主演をさせていただけることを、とても光栄に思っています」
「興味をもつとのめり込む性格がちょっと似ているかも」
清野さん演じる雪は、横浜市消防局・指令課3係の指令管制員。前職は銀行員でしたが、あることがきっかけで消防士の採用試験を受け、合格。2年間の現場勤務を経て、指令管制員に。過去に家が火事になり、119番通報したときに指令管制員の声に助けられた経験のある雪は、自分も通報者を少しでも安心させられる存在になりたいと思っています。
「雪は自分を助けてくれた指令管制員に憧れを抱いていたので、自分が同じ職業につけたことを誇りに思っています。人を助けることに対して一生懸命で探求心も強く、どうすればもっといい対応ができたのだろうかといつも考えて行動している、バイタリティーあふれる女性でもあります。私も興味をもつとのめり込むタイプなので、ちょっと似ているかもしれません」