書斎を寝室の近くにしたことも後悔
冒頭でもお話ししたとおり、モデルハウスを見学して、「書斎は寝室の近くにつくる」というイメージを植えつけられた筆者。寝室の奥に書斎を設けました。
しかし、寝室の近くにしたことで、後悔していることが2つあります。
●子どもが寝ている夜の時間は使えない
すべての画像を見る(全12枚)まず1つ目は、書斎を利用したい夜の時間は、まだ幼い子どもが寝室で寝ているため、物音に気をつけなければいけないことです。
また、ドアの開閉時には、照明の明かりがもれないようにするなどの配慮が必要。そのため、今はほぼリビングで仕事しています。わざわざ寝室の横に書斎を設けたことで、かえって使いづらくなってしまいました。
●窓がなく薄暗い&室温の調節ができない
2つ目は、窓やエアコンをつけなかったこと。部屋が薄暗く、温度の調節ができません。
間取り計画中には、書斎に小さな窓をつけるかどうか、設計士と相談しました。すると、「書斎は本来、居室で窓は必要。しかし、納戸として申請することも多く、その場合は非居室となり、窓を設けなくてもいい」との返事が。
だったら、窓は要らない。深く考えずに、当時の筆者は決めてしまったのです。しかし、窓があれば、外の日差しを感じ、風を取り込むこともできたはず。
エアコンも、3畳の書斎には要らないだろうと思い、設置しませんでした。実際に住んでみると、冬は肌寒く、夏は熱がこもり蒸し暑い状態。長居するには過ごしづらい環境です。