手紙は残したいものだけ、年賀状は1年単位で整理
すべての画像を見る(全5枚)年賀状や手紙も情報のかたまりです。手に取った瞬間がいちばんのピークだと考えています。私はどうしても残したいと思うものだけを選び、それ以外は手放す勇気をもつことで、心の整理を進めることができました。
年賀状のやりとりは、今となっては親族と細々と続けている程度。基本的に受け取った翌年には処分しています。
また、わが家からお送りする年賀状は1枚だけハガキファイルに入れて保管。これは結婚した年からずっと続けており、家族の記録が刻まれている大切なフォトアルバムのようになっているので、これからも続けていこうと思っています。
「自分の写真は自分で整理」がいちばん簡単だった
自分の写真は、自分で見直すのがいちばんスムーズだと思います。もしものときに家族の負担を減らすためにも、定期的な整理がおすすめです。
私自身、50歳を前に「思い出は心にあれば十分」と感じ、大量の写真を手放しました。見直しの基準は以下の通り。
・一緒に写る人を思い出せない
・家族に見られたくない
・同じシーンならいちばんいい1枚だけ
これらを整理しても後悔はなく、むしろ過去への執着から解放され、気持ちが前向きになりました。厳選した写真は小さな箱ひとつに収まり、心のなかに残る思い出の価値がより深まった気がします。
取扱説明書はアプリ管理でストレスフリーに
家電製品の取扱説明書は、かなり前からアプリで管理する方法に切り替えました。アプリ経由で紙と同じ取扱説明書のデータをすぐ見つけることができるので、探す手間も軽減できて快適です。
紙の説明書をすべて処分したことで、収納スペースが増え、整理する手間も省けました。アプリによってはアカウントを家族間で共有できるので、だれか1人に負担が偏ることもありません。
収納や暮らしを見直す機会が増える50代。そのなかでも紙類は、体力を使わず、いつでも気軽に整理に取りかかれるのがいいところ。「これは残しておきたい」と思うものを厳選し不要なものを手放すことで、収納だけでなく心のスペースも広がると思います。この年末、ぜひ時間を見つけて整理してみてはいかがでしょうか?