雑誌の切り抜きや子どもの作品、年賀状、取扱説明書などの「紙もの」を整理する判断基準や、片付け方法を紹介します。夫と子ども2人の4人暮らしの整理収納アドバイザー・大木聖美さん(現在50代)も、たまっている紙類を見直して情報や思い出をすっきりと整理できたそうです。詳しく語ります。
すべての画像を見る(全5枚)レシピ本や切り抜きを大幅に減らせた判断基準
雑誌や新聞から切り抜いたレシピをたくさん保管していた私。あるときふと、「このなかで実際につくっているのは、ほぼ決まったレシピばかりだな」と気づきました。そこで、以下の基準に従い整理してみました。
・1年以内につくったか
・紙で残しておきたいと思うレシピか
・レシピを見ないとつくることができないのか
振り返りながら整理してみたら、4分の1の量まで減らすことができました。今はネット検索すればレシピが出てきますし、年齢を重ねると好みやつくりたい料理も変わるので、定期的にレシピの切り抜きや料理本の整理を行うとすっきりするなと実感しました。
子どもの作品は「厳選」を心がけて見直し
子どもたちの殴り書きや学校の作品なども、ご丁寧にファイルを用意してしっかり保管していましたが、気づけば膨大な量に。2人分を保管していたため、収納スペースがかなり圧迫されていました。
子育て卒業間近の今、久しぶりに見返すと同じような絵や記憶に残らないものが多く、案外早く見直しの手が動きました。ですが、迷ったら無理して捨てなくていいと思います。私も即決できたものだけ処分しました。
幼稚園時代の作品などは未整理のものも多いので、今後の課題として少しずつ進める予定です。
プリント類は、卒業したら“ただの紙きれ”とわかった
捨てたつもりだった学校からのプリントや習い事のお便りなども、ファイルに入れていたものがまだ残っていました。子どもたちが卒業してしまえば、こうした“情報のかたまり”であるプリント類は不要。思いきって処分し、すっきりしました。