3:逆境を自分の力に変えればなんでもできる

モデルと向かい合う鳥居さん
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デビューした19歳から年2回、ずっと休まずにコレクションを発表しています。一度も仕事のペースを落とそうと考えたことはありません。それが私の使命ですから。

昔も今もデザイン画を描き、同時にオリジナルの生地をつくり、頭のなかのイメージを具体化します。まとまってきたらトルソーで試して、発表の6か月前から仮縫い作業。全部自分でやっちゃうの。

ショーの演出、音楽や照明も私が決めています。モデルの歩き方や動き方も「こんな感じ」ってやって見せる。

「無理です、できない」と言われると、ますます力が湧いてくる。どんなに大変でも「なんでも出来(でか)す!」という気持ちでやると、絶対に成し遂げることができるのです。

4:仕事のマンネリ化防止には今の空気を感じることが大事

蚤の市でスカーフを買い求める鳥居さん

私にとって服づくりとは、暮らすことや生きることと同じです。ですから365日、頭のなかはデザインのことばかり。もう60年以上続けていますから、知りすぎてしまって、逆にそれが邪魔になることもあるのです。手慣れた感じで、なんとなく対処してしまうとかね。

そうならないためには、常に新しく感じられる方法を考え出し、トライするのみ!

たとえば若い世代の雑誌に目を通す。若いファッションを否定しないの。そうして多面的に今の空気を感じることも大事です。するとずっと後になって、そのファッションが頭のなかでよみがえり、意外なアイデアにつながる場合もあるのです。

80歳、ハッピーに生きる80の言葉 』(主婦と生活社)では、ほかにも鳥居さんの働き方についてや、日々の暮らしのなかで、どのようにハッピーを見つけているのか、そのヒントを紹介しています。

80歳、ハッピーに生きる80の言葉

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