ゴボウの風味を生かした「ポタージュ」。料理研究家・大庭英子さんのレシピは、ほっとするやさしい味わいです。朝ごはんにもぴったりの、体が温まる一品です。
ゴボウの香りが鼻をくすぐるやさしいスープ
なめらかでコク深いポタージュ。食物繊維をたっぷりとれるのもうれしいです。
●ゴボウのポタージュ
【材料（4人分）】
- ゴボウ 2本（約300g）
- タマネギ 1／2個
- ジャガイモ 1個
- バター 大さじ1
- 水 1と1／2カップ
- 固形スープ 1／2個
- 牛乳 1と1／2カップ
- 塩 小さじ2／3
- コショウ 少し
【つくり方】
（1） ゴボウは皮をこそげて1cm厚さの輪切りにし、水に10分ほどさらして水気をふく。タマネギは縦薄切りにする。ジャガイモは皮をむいて1cm厚さのいちょう切りにし、水に10分ほどさらして水気をふく。
〈ポイント〉
ゴボウは包丁で皮をこそげる。タワシでよく洗ってこすり落としてもよい。ゴボウの下ごしらえの基本。
（2） 鍋にバターを溶かしてタマネギをしんなりするまで炒め、ゴボウとジャガイモを加えて2分ほど炒める。分量の水を加え、煮立ったら火を弱めてアクを取り、固形スープをほぐし入れてフタをし、ゴボウがやわらかくなるまで弱火で30分ほど煮る。
（3） 粗熱が取れたら、飾り用にゴボウを少し取り分け、残りはフードプロセッサーに入れて攪拌し、ピュレ状にする。
（4） （3）を鍋に戻し、牛乳を加えて火にかけ、塩とコショウで味をととのえる。
（5） 器に盛り、飾り用のゴボウを薄切りにして散らす。
〈ゴボウの使いきりメモ〉
ささがきにして卵とじ、斜め薄切りにして素揚げしてゴボウチップスに。また、みそに一晩漬けるとおいしいみそ漬けになります。洗ったり切ったりしたゴボウは鮮度が落ちやすいので、すぐに食べないときはゆでて冷凍しておくのも手。きんぴらやみそ汁に用います。
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