家庭でも定番メニューのブリ大根。ここでは料理家の長谷川あかりさんがアレンジを加え、新しくておいしいレシピを考えてくれました。大根はすりおろし、ブリは揚げ焼きでカリッと仕上げることで、2つの食感を味わえます。
こんがりブリにたっぷりのみぞれをかけた冬らしい一品
ブリから出た脂をしっかり除くから、脂っぽくなくすっきり上品な味わいに。たっぷり入れた大根おろしの甘味に、レモンの酸味をプラスしてさわやかに仕上げました。
●ブリのレモンみぞれ煮
【材料(4人分)】
- ブリ(切り身) 4切れ(320g)
- 塩 小さじ1/3
- 片栗粉 大さじ5
- 太白ゴマ油(またはサラダ油) 大さじ3
- A[水2カップ 大根(汁ごと使う)1/4本(300g)⇒すりおろす みりん小さじ4 塩小さじ1]
- 昆布 1枚(4g)
- レモン汁 小さじ1
- 粗びきコショウ(黒) 適量
【つくり方】
(1) 下準備
ブリに塩をまんべんなくふって10分おき、ペーパータオルで水気を優しくふき取る。片栗粉を全体にしっかりとまぶしつける。
(2) 揚げ焼きにする
深めのフライパンにゴマ油を中火で熱し、(1)を並べて両面こんがりと揚げ焼きにする。
(3) 煮る
(2)の余分な脂をペーパータオルでしっかり除き、Aと昆布を加える。煮立ったらフタをして弱めの中火で6分煮る。火を止めて昆布を取り出し、レモン汁を加えてさっと混ぜる。
(4) 仕上げる
器に盛り、コショウをふる。
【ポイント】
たっぷりの大根おろしを汁ごと加えて、揚げ焼きしたブリと一緒に煮る。
[1人分325kcal]※ 本付録の一部は『ESSE』に掲載した内容に追加・再構成したものです
※ 計量単位は1カップ=200mL、大さじ1=15mL、小さじ1=5mL、1合=180mLです
※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう