ESSEonlineで2024年10月に公開された記事のなかから、ランキングTOP10入りした記事のひとつを紹介します。
遠方の旅行は楽しいけれど、年々高くなる宿泊料金は考えもの。あえて隣県をゆっくり日帰り旅行すると、今まで気づかなかった魅力に出合えるかもしれません。ここでは、元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとしても活躍する若松美穂さんに「日帰り旅の楽しみ方」を聞きました。
※ 記事の初出は2024年10月。年齢を含め内容は執筆時の状況です。
すべての画像を見る(全8枚)日帰りで隣県を旅する理由
インバウンド需要や物価高の影響もあって、最近はホテルの価格が上がっています。そこで、私が楽しむのは日帰り旅。神奈川県にいたころは熱海や箱根方面に行きました。今は埼玉県に住んでいるので、隣接する群馬・栃木・長野・茨城・千葉へと向かいます。世界各国の観光客が訪れる日本。巡ってみると、改めてよいところがたくさんあると実感します。
価格以外にも、あえて日帰り旅を選んでいる理由があります。それは、翌日以降の体への響きにくさ。たまにホテルで泊まるのもワクワクしますが、自宅のベッドで寝る方が個人的に疲れがよく取れます。また、持って行く荷物も少ないので、準備や片づけも簡単。おおざっぱに計画を決めて、ゆるりと過ごすのが楽しいです。
1:群馬での「栗拾い」で秋を感じる
毎年、秋にさしかかると、群馬で栗拾い旅行をするのが恒例行事になっています。とはいえ、まだ暑いので汗をかきつつですが、栗はいつもどおり実ります。季節の変わり目を感じるイベントです。栗を拾い終えたら、年ごとに目的地を変えて移動します。
2:個性豊かな道の駅めぐりでリラックス
ある年は、道の駅「川場田園プラザ」を訪れて、帰りはすぐそばにある、かわば田園温泉「楽楽の湯」へ。
お出かけするときに、私は結構な頻度で入浴施設を利用します。帰宅したら、あとは寝るだけ。すごく気楽です。お風呂上がりにメイクをするのは面倒なので、だてメガネでカバー。
またある年は、道の駅「まえばし赤城」へ。こちらにも大浴場があります。
私がよく行くのは、道の駅「ららん藤岡」。こちらには小さな遊園地が併設されていて、ミニ観覧車があります。
道の駅に偏りがちですが、それぞれに特徴があってすごくおもしろいのです。日帰り旅行なら、道の駅をめぐるプランもアリだと思います。