手持ち服を減らしたらメリットがいっぱい
以前はバーゲンなどでお買い得品を見つけたら安さにつられて購入しがちでした。
今は、「捨ててから買う」「3通り以上の着回し」「自分に似合う色と形」でないと買えないためハードルが高くて衝動買いはしなくなりました。
また、自分が把握できる数にアイテムを絞っているので活用しやすく、とことん着倒すことで洋服代が減りました。片づけとお金はつながっていると改めて実感、手持ちのものが把握できれば節約しやすいです。
服の数は減らしたけれど、似合う服だけで着回しているので服装を褒められることが増えました。これは予想外のメリットでした。
<主なメリット>
・衝動買いしなくなった
・コーデに迷う時間が減った
・フル活用できるからコスパよし
・お金が節約できた
・似合うと言われる回数が増えた
服をためずにお金を貯めよう
すべての画像を見る(全4枚)手持ち服の適正数は人それぞれ違います。仕事やプライベートの過ごし方、環境、価値観も一人一人違うので今の自分に合わせて考え、どうなれば満足なのかを探ることから始めるとうまくいくのではないでしょうか。
私の場合は50代団地暮らし。おしゃれな場所に出かけることも気を遣う人と会うことも少なくなり、半径2mの範囲でこと足りる暮らしです。
服が大量だと保管する場所もないし着る機会もありません。クローゼットに収まる分量の服で着回せたら管理もラクだしお金も節約できて満足だと思えました。
たくさんの洋服を所持し、多彩なコーデを日々楽しむのももちろんすてきですが、50代の今は洋服にかけるお金はなるべく減らし、やりたいことや老後のためにお金を貯めようと考えています。服が少ないと年老いてから処分に困ることもないでしょう。
私と同じような価値観の方ならこの方法がお役に立つこともあるのではないかと思います。
『54歳おひとりさま。古い団地で見つけた私らしい暮らし』(扶桑社)では、団地暮らしのメリット・デメリットや、年金生活の予習としての月12万円生活、お楽しみも大切にする食費節約のコツといったアイデアをたっぷり紹介しています。
さらには、老後の不安やおひとりさまの不安を解消するためのお金の備え方や、困りごとや気持ちを整理する「じぶん会議」のやり方、介護士だからこそ分かった高齢の親との付き合い方なども収録。これからの暮らしを豊かにするためのヒントが詰まった一冊です。