クローゼットの中身がひと目でわかれば、忙しい日のコーデもすぐ決められます。家族全員が服の在処を知るメリットも。ここでは、収納上手の2人に「クローゼット整理のコツとアイデア」を教えてもらいました。

着たい服がすぐに見つかるクローゼットとは?
着たい服がすぐに見つかるクローゼットとは?
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たたまない&つめ込まない!「時短をかなえる」収納に

クローゼットは「つめ込まず、収納は8割以下に」。3LDKマンションに住む東京都のPさん(37歳)のマイルールです。

「ものが多いだけで、ムダに時間が取られてしまう。定期的に中身を見直し、不要なものはどんどん手放します」

●トップスはすべてハンガーにかける

すべてハンガーにかけて収納されているトップス

服はたたまず、干したハンガーのままクローゼットへ。

「アイロン不要の素材を選べば手入れもラク。出番の少ないバッグは棚の上へ」

●インナーはたたまず“つめるだけ”

たたまない

肌着類は引き出しにセットした仕きりにつめるだけ。

「子どもも悩まず出せるように、1つの引き出しに入れるのは1アイテムにしています」

●「ラベル」をはって出し入れをラクに

ラベル

子どもの服やインナーを入れた引き出しは、中身を記したシールで仕分け。

「夫や、手伝いに来た両親も、迷わず出し入れができます」

●小物やオモチャの収納もひと工夫!

ワイヤーネットに引っかけて収納されている帽子やバッグ

クローゼットの壁につっぱり式のワイヤーネットを設置。

「帽子やスマホのストラップ、お出かけ用のバッグを引っかけています」

カテゴライズして引き出しに収納されるオモチャ

子どものオモチャは引き出し別にカテゴリーを決めて整理整頓。

「遊ぶときは引き出しごと取り出し、自分たちで元に戻すルールに」

●玄関の「長押(なげし)」を活用して収納力をアップ

外出時に持っていくものをかけている玄関の長押

収納に入りきらないアイテムを整理するため、玄関にあとづけタイプの「長押」を設置。

「外出時に持っていくものをかけられて便利」

(1) 子どもの靴下や日焼け対策用のアームカバー、エコバッグをイケアや100円のボックスへ。
(2) イケアの白いバッグにはおむつやお尻ふきをイン。長押にかけたフックは無印良品のもの。
(3) 外出用のおむつ袋。片手でさっと取り出せるよう、マグネットクリップで箱ごと引っかけ。