ひとことにサツマイモと言っても、スーパーなどの野菜売り場を見ればたくさんの種類があります。それらの品種それぞれに実は向いている料理と向いていない料理があるって知っていましたか? 今回は料理家で食育アドバイザーのほりえさちこさんに、それぞれの品種ごとにおすすめの料理や自宅でも簡単にできるおしゃれなサツマイモスイーツのレシピを教えてもらいました!

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意外と奥が深いサツマイモ!その栄養や上手な使い方を学びましょう
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サツマイモの栄養にはどんなものが含まれている?

食物繊維たっぷりで便秘解消に◎。豊富なビタミンCで美肌効果、さらにビタミンEの働きでこれからの季節は冷え予防も期待できます。糖質は低くありませんが、糖の吸収がおだやかな低GI食品なので、食べすぎなければダイエット中に食べても大丈夫。皮に含まれるポリフェノールは、抗酸化作用によりシミ対策や糖尿病のリスクを下げることがわかっているので、皮ごと食べるのもおすすめです。

たくさんあるサツマイモの種類。どんな品種がおすすめ?

焼きイモ専門店やスーパーでもさまざまな品種を見かけますが、水分量や甘さ、食感の違いで、料理によって向き・不向きがあるそうです。

●紅天使

甘く、とろっと、ねっとりした食感で焼きイモにおすすめ。「ポテトかいつか」が販売するブランド名。

●シルクスイート

なめらかな食感で、甘く、しっとり。これを焼きイモにすると、干しイモがつくりやすい。

●紅あずま

水分が少なめで、ホクホクした食感。大学イモにおすすめ。かたくなるので干しイモには不向き。

●安納イモ

中身の黄色が濃く、オレンジ色っぽいのが特徴。とても甘く、しっとり。焼きイモにすると蜜が出やすい。

●紅はるか

ねっとり系で甘味が強く、しっとり。水分が多めで焼きイモにすると蜜が出やすく、干しイモにしてもおいしい。

●金時

ホクホク系で栗のような食感。ほどよい甘さで、中身は明るくきれいな黄色。