なんとなくの習慣でやっていることも多い食器洗い。

「食器を洗うときに、スポンジに直接洗剤をつけて泡立てていたのですが、ほかの洗い方があると聞き試してみると、洗剤のつぎたしなしですむうえ、手荒れも防げるように」と話すのは、整理収納アドバイザーでクリンネスト2級をもつまいさん。

その方法を詳しく教えてもらいました。

洗剤のつぎたしなし、手荒れもなしに!快適な食器洗い方法

●洗剤液につけながらスポンジを使う

洗剤液につけながらスポンジを使う
すべての画像を見る(全10枚)

このように洗剤を直接スポンジにつけて、少し水をかけて泡立てて食器を洗う方法が一般的だと思います。

今回ご紹介するのは、先に「洗剤液」をつくる方法です。私は友人に教わりました。

「洗剤液」をつくる方法

鍋やボール、深めの食器などに洗剤を入れます。

水を注いで薄めます

水を注いで薄めます。

スポンジを入れて泡立てます

スポンジを入れて泡立てます。

この泡で食器を洗います

この泡で食器を洗います。こちらは4人家族1回分の量。

泡がなくなったら洗剤液にスポンジを浸して再開

泡がなくなったら洗剤液にスポンジを浸して再開。

途中ですすぐときは、洗剤液にスポンジを入れて休ませます。

以前、すすぎの際はスポンジラックやシンクの端に置いていましたが、泡がなくなりそうで落ち着きませんでした。この方法なら、洗剤つぎたしなしで洗い終わりました。

●つぎたしも手荒れもなしで快適

わが家は食洗機があるので、食器は基本的にはそれにまかせていますが、食洗機に入れられない道具や、鍋や包丁、入りきらない食器があり、結構な量を手洗いしています。
いつも一度は洗剤をつぎたしていたのですが、この方法にしてからはつぎたしなしで洗うことが増えました。

直接濃厚な洗剤に触れないので手荒れもありません。

●国や家庭で違う

今回、食器洗い事情を少し調べてみたのですが、洗剤液を薄めてつけておいてサッと流して終わり。洗剤を流さないという国もあるようで驚きました。

わが家は食洗機があるのと、洗い桶は管理が面倒で持っていないので、この「入れ物に薄めて泡立てて使う」やり方がばっちり合いました。
ご家庭の人数や設備などによっても変わると思いますが、スポンジに直接つけるより落ち着いて食器が洗えますので、ご興味のある方はぜひやってみてくださいね。

●洗剤はポンプタイプがラク

洗剤はポンプタイプがラク

ちなみに私が使っているのはポンプタイプの洗剤。シールをはがしてオリジナルラベルをはっています。

押し出すタイプは口の周りに洗剤がつくのが気になるので、ポンプタイプを使用。上を押すだけで出てくるのも、容器を持たなくていいのでラクです。

100円ショップにもつめ替え容器や口だけ交換するポンプタイプがあるので、お試しくださいね。

●おすすめのスポンジ

おすすめのスポンジ

最後に、おすすめのスポンジをご紹介。私が使っている黒のスポンジは「サンサンスポンジ」という商品です。

SNSなどでも話題になったのでお使いの方も多いのではないでしょうか。

ヘタリにくく、カレーなどがつきにくく、泡立ちと泡ぎれがいいです。

泡立ちと泡ぎれがいいです

使う前は真空パックになっていて薄いので場所を取りません。ストックしたりちょっとしたプレゼントにも最適です。

スポンジは使い終わったらきちんと洗ってしっかり乾かしましょう。

使った泡を残したままにしておくと雑菌が増えてしまうそうです。

家事は人から習うことがなく、親のやっていたようにすることが多いですよね。自分に合った方法を見つけて、少しでも快適にこなしましょう。