「衣替え」の季節。しかし、新しい服を買いそろえるのは出費が気になるところ…。そこで今回は、元銀行員でFP2級の資格をもつ谷ノ内真帆子さんが実践している、衣替えのタイミングでできる節約術をご紹介します。ファッションにかかる出費を抑えつつ、おしゃれを楽しむコツは必見です。
1:まずはクローゼットの整理から
秋冬のファッションを揃える前に、まずはクローゼットの整理をして、今もっている服を見直します。
筆者も毎年、衣替えのタイミングでもっている服をすべて一度取り出し、不要なものを整理。この過程で、意外と使えるアイテムが見つかることが多く、新しい服を買わずにすむケースもあります。
たとえば、数年前に買ったニットやコートがまだ十分に使える状態だったことがありました。また、古いものでも少し手直しすることで再び活躍させることができる場合も。ボタンが取れたジャケットや少し色あせたセーターも、手入れをすることで新品同様に見えることがあるので、衣替え時にはメンテナンスも合わせて行うようにしています。
2:定番アイテムを活用し、流行に左右されないスタイルに
ファッションには流行りはつきものですが、毎年新しいトレンドに合わせて服を買いそろえるのは、出費がかさむ原因になります。
そこで、筆者はできるだけ「定番アイテム」を活用し、流行に左右されないスタイルをつくることを心がけています。とくに秋冬は、シンプルで着まわしのきくアイテムが重宝します。
筆者の場合は、黒のタートルネックセーターやウールコート、デニムといった定番アイテムを毎年愛用。これらのアイテムはどんなスタイルにも合わせやすく、流行に左右されずに長く着られるため、結果的に買い替えの頻度が減り、節約につながります。
また、シンプルなデザインのものはアクセサリーや小物でアレンジがきくので、少しの工夫で印象を変えることができる点も魅力です。
3:セールやアウトレットを活用して賢い買い物を
秋冬アイテムをそろえる際には、セールやアウトレットを上手に活用することが、節約のポイントです。
とくに秋の終わりから冬にかけては、ブラックフライデーや年末セールが行われるため、タイミングを見計らって購入することでお得に買うことができますよ。
筆者も毎年、ブラックフライデーのセールを狙ってコートやブーツなどの高価なアイテムを購入。定価で買うよりも大幅に割引されることが多いため、無理なく質のいいアイテムを手に入れることができます。
アウトレットでは前年のモデルが安く販売されていることが多いため、流行にこだわらない定番アイテムをそろえるのにぴったりです。