イメージだけで間取りを考えると後悔することも。4年前に地元工務店で家を建てたライターは、設計に10か月かけて、間取りや仕上げを細かく検討。しかし、それでも後悔している場所が3つあります。それは、ベランダ、小屋裏、フリースペース。どれも家づくり中は、ワクワクしていた場所。それなのに…なぜ?
すべての画像を見る(全8枚)設計に10か月かけたこだわりの家。それでも後悔が
筆者の一家は妻と子ども2人(11歳と7歳)の4人家族。家づくりの際に、28社のハウスメーカーを見学。4年前に地元工務店で、2階建ての注文住宅を建てました。
1階は吹き抜けのあるLDKと、書斎にもなる小上がりの和室、水回りとランドリールーム、そして、玄関からキッチンにつながる土間収納がある間取りに。2階は、寝室と子ども部屋2つ、ウォークインクローゼットとフリースペースをプランしました。
設計に10か月ほどかけて、間取りや仕上げを決めた家で、それなりに満足しています。しかし、住んでみて後悔しているスペースも。どんなスペースについて後悔しているのか、理由とともに紹介していきます。
フリースペース:憧れでつくったけど使い道に迷走中
家づくりの最中に、妻がネットでフリースペースがある間取りを見つけました。すてきなフリースペースをつくって、そこで読書したい。そんな憧れで2階にフリースペース(写真)をつくりました。
ただ、住んでみると読書するために、わざわざ2階には上がることはなく、リビングで普通に読書をします。
なにも使わないのはもったいないので、サンドバッグをつるしてみました。最初のうちは子どもも、おもしろがってたたいていました。しかし、すぐに飽きてサンドバッグがジャマに。結局、処分しました。
その後、子どもがドラムをやってみたいというので、電子ドラムを購入して設置しましたが、これもすぐ飽きてしまいました。
まったく使わないので、今ではドラムにホコリがかからないように、カバーしている状態。なんにも利用していないスペースとなってしまっています。
こんなことなら、筆者の書斎をつくればよかったと後悔…。