二度手間で費用がかかったフェンス

白いコンクリートの擁壁
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わが家は高低差のある土地を購入したので、家を建てる前に擁壁工事という壁(写真の白いコンクリートの壁部分)の工事をしました。

家が完成したあと、建築関係の仕事をしている夫の友人が、遊びに来てくれたときのことです。まだフェンスのないわが家を見てひと言。

「擁壁工事をしたのなら、なんでフェンスのブロックを積んでもらわなかったの? あとからフェンスをつけるなら、ブロックも積んでおかないと、二度手間になっちゃうよ」と言うのです。

フェンスの土台のブロック工事

フェンスの工事をするとき、フェンスを支える土台のブロック工事(写真)が必要で、それはエクステリア業者ではなく、左官工事になるそう。

そのときは深く考えませんでした。しかし、入居して半年後にフェンスをつけることになり、何社か見積もりを取ってビックリ。どこも100万円オーバーの見積もりでした。

フェンスをつける面積が広いから、高額になったというのもあります。しかし、工事費の見積もりには「ブロック工事60万円、フェンス設置工事50万円」と書かれているものも。なんとフェンスよりもブロック工事(写真の工事)の方が高かったのです!

そうか、だから「擁壁工事をしたときに、ブロックまで積んでおいてもらったら、二度手間にならなかった」と、夫の友人は言ったのか…。

擁壁工事の際にやっておけば、ブロックの費用はかかったとしても、60万円プラスの見積もりが出てくることはなかったはずと、そのとき理解しました。

結局、何社か見積もりを取り、70万円台でフェンス工事はできました。しかし、外構を中途半端にやって、失敗したと実感。