コツ3:見せる収納はほどほどに
オープンシェルフなど、最近はものをディスプレイする“見せる収納”が人気です。取り出しやすいことに加えて、インテリアの一部としてもデザイン性が高く、美しいパーソナルなスタイルを表現できることもその理由ではないでしょうか。
インスタグラムやピンタレストなどのソーシャルメディアも、見せる収納の流行にひと役買っています。たくさんのインフルエンサーやデザイン・収納の専門家が、美しい収納のアイデアをシェアしているのを目にする機会も多いのでは。
しかし、見せる収納は意外に難しく、ものを増やしすぎるとかえって雑然とすることも。ホコリや汚れも目立つので、隠す収納よりもケアが大変。ものはしまった方が、スッキリ暮らせますよ。
コツ4:スペースを埋めない習慣を取り入れる
ものを置きっぱなしにしなくてすむ日常的な習慣を取り入れてみては。
●置きっぱなしがなくなる習慣例
・使ったものは戻す
ものを引っ張り出したまま放置しないようにする。
・新しいものをどんどん入れない
ものが増えすぎないように、慎重に買い物をする。
・不用になったらそのタイミングで捨てる
なにかを買い替えたときは、古いものはしまいこまずに処分する。
・しまいやすい収納をする
使用頻度の高いものを、取り出しやすく、しまいやすい場所に。収納スペースが満杯にならないようゆとりをもって使います。
・「戻す場所」を決める
それぞれのものに、「帰る場所」を決め、使ったあとはその場所に戻す。きっちり決める必要はなく、似たようなものは、同じ場所に収納するぐらいのゆるさで行います。
部屋に余計なものを置かないコツは、単にものを減らすだけでなく、スペースの価値を見直し、日々の習慣を変えることにあります。今回紹介した習慣を日常に取り入れ、ぜひ、心地よい空間をつくってみてください。