春が旬のタケノコのうま味を活かした「タケノコご飯」のレシピを紹介します。料理研究家・大庭英子さん直伝のレシピは、具材にあらかじめ味をつけるのがポイント。だしがしっかり染み込み、豊かな味わいが口に広がります。

タケノコご飯
タケノコご飯
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春に一度は食べたい、ごちそう炊き込みご飯

ペロリと食べられるやさしい味わいです。

●タケノコご飯

【材料(4~6人分)】

  • タケノコ(ゆでたもの) 1本(約200g)
  • 米 2合
  • 油揚げ 1枚
  • 煮汁[だし汁1カップ、酒大さじ2、みりん大さじ2、しょうゆ小さじ1、塩小さじ1/2]
  • だし汁 適量
  • 塩 小さじ1/4
  • 木の芽(あれば) 12~16枚

【つくり方】

(1) 米は洗ってザルに上げておく。

(2) タケノコは縦半分に切り、根元の部分は3mm厚さに切ってから短冊切りにする。穂先の部分は3~4cm長さに切り、縦薄切りにする。油揚げは熱湯で下ゆでし、縦4等分にしてから3mm幅に切る。

(3) 鍋に煮汁の材料を入れて煮立て、(2)を加える。煮立ったらフタをし、弱火で15~20分煮、火を止める。粗熱が取れたら具と煮汁に分ける。

タケノコと油揚げを煮る

〈ポイント〉

タケノコと油揚げはあらかじめ煮汁で煮て味をつけ、これを米とともに炊いて、タケノコご飯にする。

(4) 炊飯器に米を入れ、(3)の煮汁にだし汁を加えて2合の目盛りまで注ぎ、塩を混ぜる。具をのせて、普通に炊く。炊き上がったらさっくりと混ぜ、器に盛って木の芽を散らす。

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