●4:紙袋をゴミ箱代わりにして汚れたら捨てる
すべての画像を見る(全9枚)すっきりした住まいのためには「あって当たり前」かを常に見直すことが大切。
「わが家にはゴミ箱はありません。しっかりしたつくりの紙袋にゴミ袋を入れてゴミ箱に。汚れてきたら惜しげなく捨てられます」
●5:日用品のラベルは外してすっきりと
「洗剤のボトルにはってあるラベルは、店頭で『売るため』のものですよね。家の中ではうるさいだけ」
使用上の注意書き等、必要なもの以外ははがすことで、すっきりした印象に。
●6:収納の中はつめ込まず、美しく配置
「収納は『ものの隠し場所』ではなくて、出番がくるまで気持ちよく待っていてもらうための場所」との言葉どおり、ダイニングの収納の中も、余白を残して文房具や書類を並べています。
「扉をあけたときに、うっとりとながめられる空間にしたいですからね」
●7:おかずを取っておくのは翌日まで。つくりおきはしない
冷蔵庫の中がすっきりと片づいているのはため込まないからこそ。
「家で食べるものは雑穀や根菜類が中心で、基本的にすごく簡素。食べきれなかったおかずは翌日には処分して、つくりおきをするということもありません。冷蔵庫を『食品貯蔵庫』と思わないことが大事」
●8:美容にはこだわらず、心地よくあることを大事に
年齢を重ねるほどに輝きを増すやましたさんですが、「気をつけていることはなにもありません。顔を洗わずに寝ちゃうことも」と笑います。「甘いものや冷たいものはなるべくとらず、飲み物は温かい中国茶。食事も粗食を心がけていますが、美容のためではなくその方が心地よくいられるから」
やましたさんに教わる、60代からの身軽な暮らしのヒントは『60代、暮らしが整う。わたしが変わる』(扶桑社刊)でさらにくわしく紹介しています。ぜひチェックしてみてください。