ヴィンテージは暮らしに使ってこそ価値がある

グラスとお皿
グラスはイッタラ、取り皿はロイヤルコペンハーゲンのヴィンテージ
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ヴィンテージとの出合いは一期一会。それでも、おさださんが使い渋ることはありません。

「初めて北欧を訪れたとき、現地の方々が古いものを大切に使い続けている様子が印象に残りました。暮らしのなかで使ってこそ、ものは生きると思うから。たとえ珍しく貴重なものでも、しまい込まず、日常的に使っています」

ヴィンテージのお皿

 スウェーデンのスティグ・リンドベリがデザインした「スピサ・リブ」というヴィンテージのシリーズ。北欧に20年通うおさださんも昨年初めて出合ったそう。サラダを盛るなどして愛用。

ポット

 ブルーのポットはドイツのメリタのもの。澄んだ明るいブルーやグリーンは北欧を感じる色。台所のキーカラーに。

グラス

 耐熱ガラスメーカー、パイレックスの古いビンでお茶を淹れ、ピッチャー代わりに。意外なものを器に見立てて使う楽しさも。

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