キッチンのどこに置くか悩ましいゴミ箱。分別するゴミの種類が多いと、ゴミ箱の数も増えてしまいます。ハウスメーカーで家を建てたライターは、キッチン横のパントリーの可動棚の下に、ゴミ箱スペースを設けました。ゴミ箱の収まりもよく、ゴミが多い日も隠せる絶好の場所に。詳しくレポートします。
すべての画像を見る(全11枚)新しい家ではパントリーにゴミ箱スペースを設置
筆者の一家は、夫と中学生の長女と長男、小学生の次女の5人暮らし。コロナ禍になって、在宅スペースを確保するために、それまで住んでいた分譲マンションから、今の注文住宅に引っ越しました。
設計時に気にしていたポイントのひとつが、ゴミ箱スペースです。リビングやダイニングから見えにくく、キッチンからの動線がいい場所につくりたいと思いました。
当初考えたのは、カップボードの一部をゴミ箱スペースにする案。しかし、よく考えたら、燃えるゴミ、燃えないゴミ、ペットボトル…とゴミの種類の数だけゴミ箱を置くには、スペースがたりません。
そして最終的に設置したのがパントリー内です。これが結果的に大正解。そのおかげで住み始めてから、ゴミ箱を大きいサイズに買い替えることもでき、ゴミが多い日も隠しておくことができます。そんなわが家のゴミ箱スペースをご紹介しましょう。
モデルルームで見て実感。カップボード下では狭すぎる
写真はモデルルームで撮影したもの。ゴミ箱スペースの幅が60cmなので、20Lと45Lのゴミ箱を1つずつしか置けません。ちなみにそれぞれのサイズは、以下のとおりです。
・20Lタイプ:幅22×高さ38×奥行き36cm
・45Lタイプ:幅27×高さ48×奥行き42.5cm
わが家のカップボードは、高さ270×幅90cmのユニットを3つつなげたタイプにしました。ですから、カップボードの下をゴミ箱スペースにする場合、1つのユニットの下をゴミ箱置き場にすると、使いやすそうと思った45Lのゴミ箱が3つ入ります。
それなら、わが家のゴミ量TOP3の「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「ペットボトル」のゴミ箱を置けます。
しかし、そこで、燃えるゴミへの不安がでてきました。マンションでは、いつでもゴミを出せていましたが、それでも短期間でゴミ箱がいっぱいに。新しい家では、燃えるゴミの収集は週2回。3~4日間ゴミを捨てられません。どう考えても、これではあふれてしまうことが、目に見えています。
そのほかにも牛乳パック、ビン、缶、段ボール…これらを置くスペースはありません。そのような理由から、カップボード下にゴミ箱を置くことはやめました。