べーシックなアイテムを使った「シンプルコーデ」。じつは50になると、ただ地味な服装になってしまうことも…。そこで、ご自身も50代であるパーソナルスタイリスト・よんさんに、大人のシンプルコーデのコツを教えていただきました。

スウェット、スカートともにcocaのもの
スウェット、スカートともにcocaのもの
すべての画像を見る(全6枚)

1:大人のシンプルコーデは、“王道シンプルアイテムを選ばない”が正解

シンプルでいてデザイン性もあるアイテムでおしゃれ見え
シンプルでいてデザイン性もあるアイテムでおしゃれ見え

じつはシンプルコーデでおしゃれに見せるのは難しいこと。よんさんの元にも、シンプルコーデに関する相談はたくさん寄せられるそうです。

「シンプルコーデという名前ですが、ただシンプルな服を着ただけではオシャレになりません。シンプルな分、ほかのコーデ以上に着こなしの工夫をしないといけないからです。とくに、年齢を重ねた大人のシンプルコーデは、あか抜けなくなったり寂しい雰囲気になることも」とよんさん。

「そこでおすすめなのは、シンプルだけどちょっとだけデザイン性がある洋服を取り入れることです。たとえば『niko and...(ニコアンド)』や『coca(コカ)』のアイテムなら、プチプラでひねりのあるアイテムが多く、大人でもすてきに取り入れられますよ。着こなしを工夫しなくても、デザイン性のある服なら着るだけでおしゃれになれます」

2:耳まわりを華やかに。イヤーカフなら痛くなりにくい

大ぶりの黒いイヤリングを装着
大ぶりのイヤリングを装着。シンプルコーデにメリハリがつく

シンプルコーデをするなら、大ぶりのピアスやイヤリングをつけると華やか度がアップ。

「ぜひ大きいピアスやイヤリングを試してみてください。大ぶりなイヤリングだと耳が痛くなってしまうようなら、イヤーカフもおすすめです。耳にかけるので痛くなりづらいですよ」

片耳にシルバーのイヤーカフを装着
片耳にシルバーのイヤーカフを装着。大きくても耳にかけるため痛くなりにくい

「イヤーカフは片方だけにつけて、アシンメトリー(左右非対称)をつくるのもおすすめ。アシンメトリーって、それだけでおしゃれに見えるんですよ」