大物家具や家電など、手放したいと思いつつ、なかなか手を出せないものってありますよね。ESSEフレンズエディターのメンバーで整理収納コンサルタントの奥田明子さんは、長年捨てるかどうか悩んでいた婚礼タンスを50歳になって手放しました。ただ、一筋縄ではいかず、捨てるまでに気持ちやものの整理に約半年かかったと言います。今回は、奥田さんが婚礼タンスを捨てるまでの流れを3ステップで紹介します。

手放した立派な婚礼ダンス
手放した立派な婚礼ダンス
すべての画像を見る(全5枚)

ステップ1:婚礼タンスをもつ理由を考える

今回はタンスを捨てるお話ですが、大前提として今タンスを活用している方はそのまま使ってOKです。絶対に捨てなくてはいけないものではないですし、捨てる理由もありません。

ただ、使っていないものばかりが入っているなら、そのタンスはもう必要ないかもしれません。とくに、年齢を重ねて子どもが独立したり、暮らしを小さくしたいと考えたりしている場合は検討してもいいかもしれませんね。

まずは、手を動かす前に頭の中の整理から。今の暮らしにタンスが本当に必要か、捨てる前に考えてみることから始めましょう。

私の場合は、2階にあったタンスを娘に残したくない、タンスがなくても十分に収納があることから、処分を検討しました。

ステップ2:タンスの中のものを整理する

中

タンスを捨てると決めたら、次はタンスの中のものを見直します。

洋服、アクセサリー、下着類、バッグ、シーツ、タオル、子どもの学用品、日用品、貴重品などさまざまなものが入っていると思います。1日15分程度、引き出しひとつ分、もしくはアイテム別など、少しずつ進めます。

見直しがすんだら、今までタンスに入れていたものをどこに収納できそうか、検討してみましょう。移動先が決まったら、そこにあるものの整理もあわせておすすめします。