赤シソも干して、アレンジ自在のごちそうにも
すべての画像を見る(全5枚)さて、副産物のように出てくる赤シソは水気をよく絞りきって、広げて一緒に干しましょう。梅が干し終わっても、もう1週間ほどよく干します。そうしたら、フードプロセッサーで粉々にして自家製のゆかりが完成! 毎年、お弁当のおにぎりや、ご飯のお供に大活躍しています。フードプロセッサーがないときは、ミキサーを使ったり、ハサミで切ってもいいでしょう。少々大きくなるけど十分おいしいです。
あるもので、限られた時間内で、工夫して作るということが料理の醍醐味だなあと思います。暑い日が続きますから、一日に一つ梅干しを食べて、元気に夏を乗りきってください。
本連載をまとめた『暮らしっく』(扶桑社刊)には、梅にまつわるお話をたくさん収録しています。