適応障害と診断されたことをきっかけに部屋を片づけ、自分と向き合うことができたというりるさん。現在は整理収納アドバイザーの資格を取り、カラフルなインテリアや賃貸OKの収納術などをインスタグラムで情報発信しています。ここでは、100円ショップのアイテムを使った収納アイデアについてお聞きしました。

“ひと工夫”にセンスが光る、りるさんの収納
“ひと工夫”にセンスが光る、りるさんの収納
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「自分らしさ」をプラスして、気分が上がる収納に

あとづけ引き出し

100円ショップで購入できるアイテムを使った、収納テクニックをたくさん紹介しているりるさん。ダイソーの「取り付け式引き出し」(大サイズ¥220、小サイズ¥110)を使った、デスク回りの収納もその1つ。

両面テープで補強

設置する前に、机を保護&貼り直しもしやすくするために、こちらも100円ショップで手に入る厚みのあるゲルタイプの両面テープを貼っておきます。

クリアファイル

ここでさらにひと工夫。クリアファイルを引き出しの大きさにカットして、好みの柄シートを入れてアレンジ。

「そのままでももちろん使えますが、作業スペースなので、ふと見たときにワクワクできるようなアクセントが欲しくて。このアイデアをインスタグラムで紹介したときに、『子どもの勉強机に取り入れてみたいです』とコメントをいただいてうれしかったです!」

りるさんの引き出しアレンジ

どこかに「気分が上がるポイント」をつくる。それが、りるさんらしい収納アイデアのキモになっています。

「使いにくい理由」を考え、固定観念にとらわれない収納を

鏡裏収納

よくある「賃貸の鏡裏収納」も、100円ショップのアイテムで使いやすくアップデート。

「『なんで使いにくいんだろう?』というところを考えて、備えつけのトレーを取り外したのが最大のポイントです」

ダイソーで鏡裏収納

ダイソーの「マグネットケース」や「フリートレー」(それぞれ¥110)などで、自分が使いやすい収納に整えていきます。

「マグネットやフックを使った“浮かせる収納”で、空間を最大限に活かしています。マグネットを貼る前にマスキングテープで保護するなど、原状回復しやすいようにしているので賃貸の場合でも取り入れやすいと思います」

ときには固定観念を取り払うことも、使いやすく、片づいた状態をキープする収納には重要なようです。

 

※ 紹介したアイテムは、すべて著者自身で購入した私物です。店舗への問い合わせはご遠慮ください

※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください