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汗を大量にかく夏に気になるのが、洗濯しても落ちない「汗のにおい」や「白いTシャツの黄ばみ」…。ここでは、簡単にスッキリ落とす洗濯のコツをご紹介します。
「汗臭い」下着のにおいがスッキリ落ちる。洗濯前のほんのひと手間で気持ちよさアップ
すべての画像を見る(全23枚)夏は、たくさん汗を吸った衣類のにおいが気になる季節。何度洗濯しても、服の汗臭さが取れずに困った経験はありませんか? また洗濯後はにおいがなくても、少し着ると汗のにおいがムワッとしてくることがあります。
とくに暑い季節は汗を大量にかくので、いちばん肌に近い下着がにおうことがよくあります。じつはこのにおい、いつもの洗濯にちょっとひと手間加えるだけで減らすことができるんですよ。
ここでは、掃除・洗濯術に詳しいお掃除ブロガーのよしママさんに、汗をかく夏場の下着のにおいの原因と、簡単に落とす洗濯のコツを教えてもらいました。
●夏場の下着がにおう原因と洗濯のコツ
下着は肌に直接触れる衣類なので、とくにたんぱく汚れや汗が直接つきやすいです。普段通りの洗濯をしているだけでは、汚れが残りやすく、雑菌が繁殖してにおいの原因になりかねません。
夏場の洗濯のコツとしては、
・汗をかいて脱いだ服をすぐに洗い、すぐに干す
・いつもより高い水温で洗う
・弱アルカリ性の洗剤で汚れをしっかり取り除く
・酸素系漂白剤でつけ置きする
などがあげられます。いろいろな方法があるので、どの方法が自分にとって、ラクで効果があるか試してみてください。
●軽いにおいなら、水かお湯で洗う
お風呂に入るときなどに、脱いですぐの衣類をぬるま湯でザブザブ洗うだけで、においをかなり減らすことができます。そのあとすぐに、ほかの衣類と一緒に洗濯して乾かせば、においがうんと抑えられます。
また、前日に脱いだ服を次の日の朝、洗濯前にお湯で洗うのも効果的。洗面器内で軽くザブザブ洗ってみてください。軽い汗、皮脂汚れであれば、これだけでもかなりにおいが軽減されます。洗剤をプラスせずににおいが取れるので、エコですよね。
わが家は夏場は、すべての洗濯物を一度洗濯機で水洗いして脱水をかけてから、再度洗濯することもあります。こうすれば汗が事前に落とせるので、しっかり汚れが取れます。
●強烈なにおいなら酸素系漂白剤
いつもの洗濯に、酸素系漂白剤をプラスすると、洗濯機に入れたすべての衣類のにおいが軽減されます。酸素系漂白剤は、色柄物にも対応できるので粉末でも液体でも使えます(使えない衣類もあるので、説明書を確認してください)。
とくにひどい汚れの場合は、洗面器に40~60度のお湯をはり、単独で粉末の酸素系漂白剤で長時間つけおきすると、においをかなり落とすことができます。つけおき時間は30分ほど。つけおき後はいつも通り洗剤を入れて洗濯します。
こちらの記事では、「においやすいブラジャーの洗い方のコツ」も紹介しているので、詳しく知りたい方はチェックしてみてくださいね。
※ 記事の初出は2023年7月。年齢など内容は執筆時の状況です。