3:使わないものを手つかずのまま放置してしまう
すべての画像を見る(全6枚)やはりものを減らすために着手すべき箇所は、普段使わないものを収納している場所です。捨てにくいままとっているものや思い出の品は手放すことを悩んでしまうことも多いはず。でも使っていないのであれば、実際に手入れをしてみるのが大切です。
「私の場合は、服が好きで、だからこそ捨てられないし、新しい服を買って総量が増えていくという悪循環に陥っていました。何年も前に買って着ないものは、実際に着てみたり、毛玉やほつれを直してみると、『今の自分には似合わない』『さすがに生地がくたびれている』などマイナスな部分にもしっかりと目がいくようになり、捨てる決心をつけやすくなります」
まずは見て見ぬふりをせず、向き合ってくると、なにかが見えてくるはずです。
どうしても片づけられないなら、撮影をしてみる
片づけには体力も気力も必要です。途中でやめてしまい中途半端になってしまう事態を防ぐためには、始めに散らかった状態を撮影しておくのも有効だと言います。
「たとえば、片づけ前、片づけの途中、片づけ後のそれぞれの過程の写真を残しておくと、その日はたとえ途中までしか終わらなかったとしても成果が見えやすくなるので、『明日には続きをやろう』などと、やる気とモチベーションにつながります。また、ひと通り片づけが終わった後もその写真を手元に残しておくことで整った状態をキープしておこうという気持ちにもなるので、やる気が続かなそうなときには写真撮影をするようにしています。
さらには、客観的に見てみることで、『こうしたらもっと使いやすくなるのではないか』という新たなアイデアが出てくることも。自分が使いやすいと感じる収納方法を見つけるための手段としても活用できると思います」
まだ片づけを模索している人はぜひ参考にしてみてくださいね。