進化し続けるコンビニパン。小分けタイプはおやつにも便利

<写真奥から>セブンイレブン「りんごのデニッシュ 4個入」、U.F.O.「ぶっ濃い濃厚プチ焼そばパン4個入」
<写真奥から>セブンイレブン「りんごのデニッシュ 4個入」、U.F.O.「ぶっ濃い濃厚プチ焼そばパン4個入」
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子どものごはんを準備をするうえで、コンビニを上手に活用するのもいいでしょう。注目すべきは、パンコーナー。最近のコンビニパンは、懐かしい総菜パンから専門店のような本格派まで種類豊富にそろっています。

4個入りのプチパンが入った商品は家族でも分けやすく、おやつにも便利。ちなみに子どものおやつ(間食)の適量は個人差があるものの、1日に必要なエネルギー量の10~15%が目安と言われています。このような小さなパンは、量の調整がしやすいのも利点です。

“完全栄養食”のカップ麺・カップメシも賢く活用

日清食品「完全メシ カレーメシ 欧風カレー」
日清食品「完全メシ カレーメシ 欧風カレー」

「カップ麺は栄養がなさそうだから、子どもに食べさせたくない」という概念が変わる時代になっています。

「カップ麺は栄養がなさそうだから、子どもに食べさせたくない」という概念が変わる時代になっています。

食べるワクワク感をイメージすれば、これらを否定するのではなく、賢く選ぶ発想に切り替えた方が、子どもも喜ぶはずです。今日は料理をしたくないという日にこそ使ってみてください。

1か月以上もの長い期間、しかもうだるような暑さが続く季節に、子どもたちの昼ごはんをつくるのは相当大変です。面倒だと感じて正常だと思いますし、その気持ちは“ちゃんとやらなきゃ”という裏返しでもあります。

食育を研究する立場として強くお伝えしたいのは、「無理は禁物! 楽しく賢く工夫をしよう!」ということ。さらには、「ママやパパがつくって当たり前」という前提があるとすれば、その発想は変えていくこともできると思います。夏休みは“子どもたちが自分の食事を準備できる力を伸ばす機会”ととらえると、つくる側の負担も軽減し、子どもも新たな発見を得られると思います。

今回ご紹介したことで、夏休みの昼ごはん準備が少しでもラクに、楽しくなり、親子にとっての新しい学びや体験につながりますように。

 

※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください