団地暮らしで手放したもの、変化したこと

かすみ草
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団地に暮らし始めて使わなくなったものがいくつもあります。たとえば絨毯やマット類、ソファ、炊飯器、テレビなど。背の高い家具はクローゼットぐらいで、背丈の低い家具ばかりになりました。天井が低いので圧迫感のない家具は老後も使いやすく安全で、不要になった場合も処分がラクです。

団地暮らしはカビとの戦い、カビが発生しやすい場所にはものを置かず風通しよくが鉄則なので敷物類やソファ、自然と不要なものを処分するようになって暮らしがどんどんシンプル化し、お掃除もしやすくなりました。

ベランダで育てたニラの花
ベランダで育てたニラの花

団地の周辺は自然に四季を感じられる植栽豊かな環境、雑草や今まで地味だと思っていた花のかわいらしさにトキメクようになったのも変化です。休日は日当たりがよくて居心地のいいお部屋でのんびり景色を眺め、野花を飾り、音楽を聴いたり料理をしたりして過ごすことが多くなりました。おかげで老後のお金も少しずつ貯まり始めています。

自分サイズの暮らしはどこでもできる

結局、団地暮らしはよい所も悪い所もあります。それは一軒家でもマンション暮らしでも同じことでしょう? 大事なのは自分がどんな生活をしたいのか、なにを望むのかです。団地暮らしを検討しているなら、団地になにを望んでいるのか、団地でないとだめなのかなど自分と向き合いつつ、よく考えてみることをおすすめします。

今の生活がイヤで、ここではないどこかへ行きたい程度の気持ちなら古団地の設備の古さに耐えられないかも。団地暮らしのプラスよりもマイナス点に目を向けて、それが耐えられることなのか考えることも重要なポイントです。私は虫が苦手で今も悪戦苦闘中ですが、逃げ出したくなるほどではないから団地暮らしを続けられています。

自分サイズの心地よい暮らしはどこでも実現可能なので、今住んでいるお家のよい所と悪い所、団地のよい所、悪い所など比べてみてくださいね。住まいを大切に考えることは自分を大切にすることにつながっている気がします。

これから団地暮らしを考えている方の参考になればうれしいです。

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