京都の古い町家で夫、娘、息子と暮らす40代の美濃羽まゆみさん。洋裁作家・手づくり暮らし研究家として活躍しています。ここでは、裁縫が苦手でも、ミシンを持っていなくてもできる手づくりアイテム「はぎれのブローチ」をご紹介。いつものファッションにプラスして楽しむのもおすすめですよ。

はぎれの手縫いブローチ
「はぎれの手縫いブローチ」のつくり方をご紹介
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シャツや帽子につけて、おしゃれを楽しめるブローチ

手づくりブローチでアレンジ
無地のシャツやワンピースのアクセントに

美濃羽さんもよくつくるというはぎれを活用したブローチは、大きな布をわざわざ手に入れる必要もなく、手縫いでさっと気軽につくれます。ほんの小さなブローチだから、とっておきの色柄のはぎれを活用したり、ダメージのあるハンカチをカットして使ったり、ちょっとの布があれば大丈夫。

「今回はまるいブローチを紹介しますが、基本のつくり方さえ覚えてしまえば、好きな形にアレンジできます。三角形や四角形、楕円形にビーンズ形…。何枚かのはぎれを組み合わせてつくっても面白いですよ」(美濃羽まゆみさん、以下同)

「ひととおりリフォームされていた町家に引っ越してきたので、台所にも手を入れず、そのまま使ってきました。初めのころは独立型のキッチンに憧れたりもしましたが、使ってみると案外ゆったりしていて、掃除もラク。16年たった今では、すっかりなじみました」(美濃羽まゆみさん、以下同)

いろいろな見せ方ができるブローチなら、つくったあとの楽しみも広がります。コートの胸元につけたり、シャツの襟元につけたり、服だけでなく帽子やバッグのワンポイントにするなど、使い方はそのときどきのお好みで。

形や色柄違いで、いくつあってもうれしい手縫いブローチ。楽しい手づくりの一歩、さあ一緒に始めてみませんか。