梅雨真っただ中の今のシーズン。家のなかの湿気がたまり、気になります。とくに、ものをつめ込んだ押し入れなどは注意をしたい収納エリアのひとつ。整理収納アドバイザーの原田さよさんが実践している押し入れの湿気対策4つを教えてもらいました。

押し入れ収納
娘たちが泊まりにくる時の布団をしまっている、わが家の2階の押し入れです。孫が2人になり寝具類が増えてきましたが、8割収納を目指し、ものを増やさないようにしています
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1:除湿のためのグッズを活用する

炭八

押し入れの中の除湿対策としては、除湿グッズを使うのがもっとも一般的です。私が除湿に使っているのは、調湿効果のある木炭の「炭八」です。以前は使い捨ての除湿剤を置いていたので、それを捨てるタイミングに合わせて、徐々に炭八に置き換えてきました。炭八で除湿するようになってからは、買い替えの手間が減りラクになっています。

スノコ

また、スノコを置いてみるのもおすすめ。なお、スノコは空気が通りやすいよう、写真のような向きで置いています。私が押し入れの壁と床に置いているのは、軽くて扱いやすい、アイリスオーヤマの押し入れ用のスノコ(プラスチック)です。

2:定期的に戸をあけて換気、風を当てる

押し入れの戸をあける

湿度が低めの日には、押し入れのふすまの両端をあけておき、このように湿気がたまらないようにしています。また、ときどき扇風機の風を片方のすき間へ向かって当て、空気が流れるようにしています。

今年の梅雨はメリハリ型だそうなので、晴れの日を逃さずふすまをあけて換気をしようと思います。