靴は年間で6足に。身支度も管理もラクになった
50代のインスタグラマー・ようさんは、お子さんの独立を経て、ものを「持たない」暮らしを楽しんでいます。そんな彼女が履く靴は、スニーカー2足とサンダル1足。そして、ブーツ3足。合わせると年間6足で過ごしています。ブーツのうち1足は、レインシューズも兼ねています(ひとつ上の写真)。
10年ほど前から、モートン病という足裏の中指と薬指のつけ根あたりが痛くなってしまう症状が続いています。最初はなんとなく痛いなと感じるだけでしたが、この症状が2年前から進み、痛みが出にくい靴を残していくうちに、今の6足に落ち着きました。
靴の選択肢が少ないのは、おしゃれな方だと寂しく感じるかもしれません。しかし、ようさんの場合は、履けるものが決まっていることで悩む時間がなくなり、かえって支度がラクになったと感じているそうです。
無印良品のアイテムで、防災グッズもすっきり収納
玄関の靴箱は、5段あります。6足しかない靴は2段に収まってしまうため、スカスカの状態。そこで、1段は玄関掃除のほうきとちり取りを、もう2段は、無印良品のファイルボックスで区切って収納に使うことにしました。
上段のファイルボックスには、以下のものを入れています。
・家の契約書類など、引っ越しに必要なもの
・非常用のストック食品
・折りたたみ傘、エコバッグなど
引っ越し関連のものをまとめたのには、理由があります。賃貸の引っ越し時は、書類以外にインターネット接続のコードや使用していない備品など、原状回復に必要なものがあります。前回の引っ越しは、それらをバラバラにしまっていたので苦労しました。そこで、引っ越しの予定はありませんが、備えとしてまとめて玄関に置くことにしました。
下段のファイルボックスには、以下のものを入れています。
・非常用の水
・非常用の着替え
・来客用スリッパ、玄関のインテリア小物など
防災用品は寝室のクローゼットが定位置ですが、災害時に避難をすることになったとき、玄関にも置いておくと持ち出しやすいだろうと思い、一部を移しました。
玄関には「水」「食料品」と「防災リュックに入りきらなかったもので、洋服など季節によって中身を変えたいもの」を収納しています。以前は防災リュックに食料品を入れていましたが、賞味期限ぎれのものがたくさん出てきた経験が。それからは、食料品はリュックの中ではなく、こまめにチェックできる場所に置くようにしました。
※記事の初出は2024年5月。内容は執筆時の状況です。