ネットショッピングの段ボール箱や傘を片づけ、すっきりとした玄関にするコツを紹介します。整理収納アドバイザー・三條凛花さんのケースです。ただ片づけるのではなく、散らかりがちなものやその原因に気がついたことで、片づけがスムーズになったそうです。詳しく語ります。
すべての画像を見る(全7枚)段ボール箱は「たまってしまう理由」別に対策を
普段からネットショッピングを多用し、段ボール箱を玄関に置いたままにしている方も多いのではないでしょうか? 段ボール箱がたまってしまう原因は主に3つあり、それぞれ違う対策が有効です。
●「中身を片づけるのが面倒」な人は、専用カゴを設置
一気に届く段ボールを見て面倒になってしまう…。そんな人は、段ボール箱を室内まで持ち込むのではなく、玄関でまとめて開封して、専用のカゴに入れておくのがおすすめ。
そうすれば、カゴで中身をまとめて運べますし、段ボール箱を捨てるときに玄関に戻す必要がありません。
●「段ボールの置き場所がない」人は、立てる収納アイテムを用意
処分する段ボール箱。玄関にそのまま置いておくのは不便ですよね。そんなときは、セリアの「ワイヤーふきんかけ」が便利です。
こんなに大きな段ボールを立てても倒れません。スペースに合わせて、数個を結束バンドで組み合わせて使うのもいいかもしれません。
●「個人情報を消すのが面倒」な人は、簡単グッズで対策
個人情報を隠してから捨てたい段ボール箱は、PLUSの「ローラーケシポン 箱用オープナー」が便利です。個人情報を隠せるローラースタンプと、段ボールを開けるオープナーが一体化した商品で、「ダンボールのテープがはがれなくてイライラする」悩みも解決してくれます。
傘は「適正量の見直し」「捨て方の確認」が重要
出先で雨が降ったときに買い足して、ついつい増えてしまう傘。収納スペースの大きさにもよりますが、持つ本数は「家族の人数分+1~2本」を目安にすると管理しやすいです。
不要な傘を増やさないようにするには、きわめてシンプルですが折り畳み傘を持つことがいちばんの解決策だと思います。日傘としても使える、晴雨兼用タイプならより便利。
また、車ユーザーの方におすすめなのが、「車専用」の傘を家族分つくり、それぞれに目印をつけること。目印をつけておくことで、家に持ち帰っても玄関に収納したほかの傘と混ざることなく、また車に戻すことができますよ。
傘をたくさん持ちすぎていることがわかっている、壊れた傘を玄関に放置している方は「捨て方がわからない」のも、傘がたまってしまう理由のひとつだと思います。その場合は、自治体のゴミ収集情報ページをブックマークしておく、ゴミの捨て方の問い合わせ電話番号を電話帳に入れておくなどスムーズに捨てられる環境づくりも同時に行いましょう。