2:収納場所のことを考えてから買う

キッチンの背面収納
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ものを増やすときは、収納場所のことも考えて買うようにも心がけています。収納場所に入るかどうかだけではなく、今あるものとのバランスや、収納方法も考えましょう。

たとえば、キッチンの背面収納では、細かいものは収納グッズを使っていますが、収納グッズも同じ素材で揃えた上で縦1列にまとめています。

そのまま出して並べで収納するものは、素材や色を揃え、アイテムをまとめる工夫をしています。ほうろうやガラス、ステンレスなどまとまりをつくって収納するだけですっきりして見えませんか?

収納グッズに関してはできるだけ天然素材を選んだり、同じ素材のものでまとめることで統一感を出す工夫をしています。ものが多いゴチャつき感軽減に役立っているように感じています。

3:収納は魅せる・隠すのメリハリをつけるとゴチャつかない

リビングの収納棚

ものが多いわが家ですが、見せるものと隠すもののメリハリをつけるようにしています。手元にあるものは全て私のお眼鏡にかなったものですが、全てを出して見せてしまうとどうしてもゴチャっとなりうるさい印象に。

隠す(しまい込む)ものを意識的につくり、余白を意識するようにしましょう。

また、季節に合わせて衣替えをするように、飾るものを入れ替えるのも楽しみの1つ。

また収納の話になってしまいますが、見せる場所、隠してしまう場所のメリハリを考えています。たとえばリビングの収納棚。上段は完全に見せる場所。真ん中は雑多になりがちな文具類を隠し、本は背表紙を見せる。下段に関しては同じ素材の籠で揃えて半分は隠し、残りは余白を意識しています。

使用頻度が高く出しっぱなしにしたいものは色や素材を揃え、使用頻度が低くしまい込んでも大丈夫なものに関しては、購入のときに色に拘らず選んでもよし! としています(子どもの持ちものなど)。

しまい込むことで、掃除の手間も減るのでその辺りも意識しながら見せる・隠すのバランスを考えるのもいいかもしれません。

ものが多くてもすっきり暮らせる

ものを選ぶ際に厳選しておくこと、そして家でそのものを収納するときの方法や、見せ方隠し方を少し工夫することで、ものが多くてもそれなりにスッキリ感じさせることができるように思っています。

ミニマルに暮らすことがよいとされる風潮もありますが、私は性格的になかなか難しい。長い時間を過ごす自分の家だからこそ好きなものに囲まれて、だけど雑多さをストレスと感じずに過ごせるならばそれがいちばんと今は思っています。