引き続きお米を中心とした自炊が食費節約のカギに
昨年の猛暑の影響やインバウンド需要で国内産のお米も高騰しています。そして、天候不順によるキャベツなどの野菜も高騰しています。そうであっても、お米を中心とした自炊が食費節約のカギであることは間違いありません。
お米は2024年の新米が出る秋ごろには、価格も落ち着く見通しとなっています。農家さんから直接30キロまとめて買う、ふるさと納税の返礼品にお米や野菜を選ぶなど、比較的実践しやすい品目ではあるでしょう。
家庭菜園を駆使して野菜代を浮かす
個人的にも実践しているのが、緑色の野菜を家庭菜園にすることです。食事に彩りがでますし、なにより節約になります。
すべての画像を見る(全5枚)葉物野菜や青ネギは季節を変えて、栽培しておくとなにかと便利です。とくにニラや青ネギは、根っこを残して切れば、また生えてきます。青ネギが増えてきたら、冷凍することもできます。
わが家が最近始めたことは、100円ショップの2袋で100円のタネを使って、葉物野菜のスポンジ水耕栽培やカップ栽培です。お弁当にも使えるレタス、青ジソ、トマトといった、彩り野菜がメインです。
基本的には部屋の中に置いていますが、晴れた日にはベランダで観葉植物と共に日光にあてるようにしています。ちなみにトマトは、購入したトマトのタネから栽培しています。こういった小さなことでも、出費が減らせるのでおすすめです。
食品ごとにお店と曜日を変えてみる
私なりの古典的なテクニックですが、食料品によって買うお店を使い分けています。最寄りの業務スーパーは、野菜や生鮮食品の取り扱いがない店舗のため、加工食品、食パンといったものを購入し、肉が売りのスーパーでは、お肉、卵、牛乳、野菜を買うなどしています。
29日の(肉の日)には、特売になった鶏胸肉、豚小間、ひき肉といったお肉を、まとめ買いして冷凍しています。わが家は2人暮らしで1週間で6000円の食材費になるようにやりくりしています。嗜好品を買う余裕はほとんどありませんが、なければないなりに家にある材料でつくるなり、なんとかなるものです。
値上げラッシュが続いて食費の節約にも限界を感じている方も多いかとは思いますが、バランスのいい食事は健康にもつながりますので、無理に削るのではなく予算を増やすなども視野に入れながらやりくりしてはいかがでしょうか?