年齢を重ねると向き合うことになる「実家のお墓問題」。親との話し合いは進んでいますか? 親と一緒に確認しておくべき点や、今どきのお墓事情など現実問題について、終活全般のライターとして活動する専門家奥山晶子さんに教えてもらいました。

お墓と女性
お墓のタイプや金額について知ろう!(※写真はイメージです)
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親と一緒にチェック!お墓の選び方フローチャート

お墓は親の考えはもちろん、自分を含め、継承する人の考えや立場も重要。親と一緒にチャートをチェックし、最適なお墓の形式を確認してみくださいね。

お墓の選び方フローチャート

・A 近年の新しい供養法「散骨」

・B お墓の管理が難しい方へ「永代供養」

・C 歴史ある“お墓”を守っていきたい「継承墓」

・D “お墓”を手放すという選択肢「墓じまい」

それぞれのタイプ、費用などはこちらの記事をチェック!

悩む人急増中の「お墓問題」。永代供養、墓じまいなど供養法4つのメリット・注意点

こんなときはどうする…?お墓の悩みQ&A

お墓

お墓についての悩みは、だれにどう相談すればいいかわからない...。そんな人に向けて、奥山さんがよくある疑問に回答します。

●Q :両親の意見を聞くときに気をつけるべきことは? 

A:「家のお墓」として話してみて。いきなり「お母さんの入るお墓ある?」と聞くと、気分を害すことも。「『うちってお墓あるの?』など、親ではなく家や家族全体の問題としてきり出すとよいでしょう」

●Q :無宗教でも、一般的な方法でお墓を決めてOK?

A:新たにお墓をつくりたい場合は民間霊園に相談。永代供養や散骨の場合は、宗教を問わないのが一般的。「お墓をつくりたい場合は、菩提寺のある寺院墓地ではなく、民間霊園や公営墓地を選ぶとよいでしょう」

●Q:墓じまいで住職ともめないためには?

A:決定後ではなく事前に相談しましょう。「墓じまいをする」と決めてから話すのではなく、「今後お墓を管理する人がいないので相談したい」などと、事前に相談するとスムーズ。「ご住職も状況は理解してくれるはずです」

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