効率的な収納に欠かせないフック。フックを使ったつるす収納は、アクション数を減らし暮らしの時短にも役立ちますが、落ちやすいなどのちょっとした不便があることも。
「最近100円ショップから発売されているフックは、その“ちょっとした不便”が解消されています!」と語るは整理収納アドバイザーのサチさん。
収納ストレスをなくす、進化系フック3選を教えてもらいました。
#空中収納や引っかけ収納に!最新フックはこんなに落ちにくい
●「落ちる」ストレスがなくなる! ストッパーつきS字フック
S字フックを収納に取り入れているご家庭も多いと思います。わが家でも使っていますが、かけてあるものを取るときにフックごと取れてしまう、S字フックが落ちるなどの欠点がありました。
そんな「落ちる」プチストレスをなくしてくれたのが、ダイソー・セリア・キャンドゥなどで手に入るストッパーつきS字フックです。
サイズは大中小、色はホワイトとブラックがありました。
S字フックの片方にストッパーがついています。
フックがポールから外れないので、かけてあるものをヒョイっと取っても大丈夫。
落ちることがなくノンストレスです。
●吸盤はもう古い!?フィルムフック
お風呂場やタイルなどにはるフックといえば、吸盤フックが定番でしたが、時間がたつと落ちてしまうことがありました。また、お風呂で使っていて気がついたら裏にカビが生えていたという話も聞きます。
そんな欠点を解消したのが、セリアのフィルムフック。
固定タイプ、スイングタイプ、リングタイプ、コップホルダーなどさまざまな種類があり、用途によって使い分けることができます。
フィルム面が大きく、隙間なく吸着するので落ちにくいようです。
わが家ではリングタイプと固定フックタイプを浴室のつり下げ収納に使っていますが、一度も落ちたことがありません。
リングタイプはスプレーボトルをつり下げに使っている方もいるよう。
耐荷重横1.5kg、縦2kg、取りつけ面の材質によって異なります。壊れやすいものはつり下げないようにしてください。
鏡にはって、洗面所のつり下げ収納にも使えます。
落ちにくいのはもちろんですが、透明のフックなので、使用していない時は目立たないのもいいですね。
●壁紙にはれて、跡が残りにくい壁紙用フック
壁紙にフックを取りつける場合、針穴があいてしまったり、粘着フックを外す際に壁紙が破れてしまったり、壁を傷つけてしまうことがありました。
ダイソーの壁紙用フックは、穴があかず、はがし跡が残りにくいもの。
はれる場所は、ビニールクロス、ステンレス、ガラス、鏡となっているので、紙の壁紙などには使えません。
わが家の壁紙はビニルクロスなので、つり下げ収納に使ってみました。
特殊接着剤をフックの裏に塗って、壁紙にギュッと押しつけたら、24時間待ってから使用します。
フローリングワイパーをつり下げて収納していますが、落ちることなく快適に使えています。
一度、ほかの場所でフックをはがしてみたところ跡残りなく、壁紙を傷つけることなくはがすことができました。使用年月、壁紙の種類によるようですのでご注意を。
100円ショップの収納用品は、ユーザーのニーズに応えてどんどん進化しています。進化系収納用品を選ぶことで、ちょっとした不便をなくしていくことも可能です。ライフスタイルに合った収納用品選びの参考にしてみてください。