占術研究家で人気の水晶玉子さんが神社へ行く際に心がけていること、やってはいけない注意点を教えてくれました。水晶玉子さんの新刊『行くだけで運がよくなる 水晶玉子の辰年開運神社&スポット』(扶桑社刊)より一部抜粋してご紹介。お札(神札)のおうちでの取り扱い方法も詳しく解説していただきます。

鳥居
運気アップ!「神社参拝」のルール
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神社でやってはいけない10のルール

水晶玉子さんが神社参拝の際にやらないことを紹介します。

●1 鳥居を素通りしない

神社の玄関にあたる鳥居は、神域と俗世の境界を示すもの。混んでいるからといって横から入り、ケガレを持ち込んではいけません。鳥居の前で一礼し、挨拶をして通りましょう。

●2 参道の真ん中を歩かない

参道の中央「正中(せいちゅう)」は神様が通る道なので、そこを人間が歩くのは神様にとても失礼なことなのです。参拝する際は、中央は避けて、参道の左右を歩きましょう。

●3 記念撮影はしない

ご神域にあたる境内を撮影禁止にしている神社もあります。立ち入り禁止のエリアに入って写真を撮るのはもってのほか。撮影禁止でなくても、マナーは守りましょう。

●4 無駄なおしゃべりはしない

本殿や拝殿でお参りしている最中に、おしゃべりするのは絶対にやめて。神様の前では、心を静めて向き合いましょう。参道などでも大声で騒がないよう注意すること。

●5 ついで参りはしない

私の場合、吉方位の神社にお参りしたら、その神社の神様とのご縁を大切に考えているので、ほかの神社に“ついでに”お参りはしないようにしています。

●6 お賽銭を投げない

初詣などで混雑している神社で、お賽銭を遠くから投げ入れている映像をテレビなどで見かけます。しかし、神様に対して投げ入れるのは失礼。お賽銭はそっと入れましょう。

●7 お願いだけをしない

神様にあれこれ願いごとをするのは欲深い行為です。お参りの際には、日ごろの感謝を伝えてから、「頑張りますので力を与えてください」と誓いましょう。

●8 授与品をなるべく手で触れない

お守りや絵馬などに手で触れてしまうと、自分の気が移ってしまいます。持ち帰るときだけでなく、授与所で選ぶ際にも、なるべく触らないようにしています。

●9 古いお札をゴミ箱に捨てない

古くなったお札やお守りは、いただいた神社に返すようにしています。遠方の場合は郵送が可能か問い合わせます。別の神社に納める場合、可能かどうかまず確認すること。

●10 氏神様をないがしろにしない

観光地の有名な神社にだけお参りする人がいますが、自宅がある地域の守り神である氏神様への参拝を忘れていませんか? 私は氏神様への参拝を習慣にしています。