スペースのわりに置きたいものの多い洗面所。入浴前の服の脱ぎ着や洗面台での化粧などの習慣を考えると、アイテム数は自然と増えていきます。
整理収納アドバイザー1級のshiroiro.homeさんもかつては洗面所の収納や動線に不便さを感じていましたが、収納やアイテム選びを工夫することで使いやすい洗面所を実現しました。
洗面所のこだわりについて詳しくお話を聞きました。
折りたためる洗面桶は省スペースに大貢献!
家づくりを考えるときには洗面所は狭くてもいいと思っていました。「洗濯機や乾燥機を問題なく置くことができて、着替えスペースも少しあればいいかな」と考えていたのですが、これが失敗。日々家事をするなかで不便を感じるようになりました。
そこで自分の家事スイッチが入りやすいようにするために私がやったことをご紹介していきます。
●1. 洗濯カゴは折りたたみができるメッシュ素材の軽量タイプに
もともとはプラスチック製の洗濯カゴを使っていましたが、折りたたむことができるメッシュタイプのものにチェンジ。ものを入れていないときはぺたんこにたたんでスマートに収納できるのでお気に入り。洗濯機横の壁のフックにかけています。
●2.洗濯機の前面は洗剤と洗濯ネットのベストポジション!
洗濯機の前面にマグネット式のトレーをつけてそこに洗濯洗剤を置きました。ここに洗剤を置くと使うときのモーションが最低限で済むので本当に便利! 時短になっています。
洗剤は白い容器につめ替えることでトレーの収まりがよくなり、見た目のすっきりさもかないました。
また、トレーの下にはマグネット式のフックをつけて洗濯ネットをかけています。洗剤同様、洗濯前の衣類がすぐにネットに入れられてスムーズ。フックは体をぶつけたりしないようになるべく小ぶりでくるっと巻き込んでいるタイプを選びました。
●3.折りたためる洗濯桶の省スペースさに感動!
よく使う洗濯桶は、コンパクトに折りたためるものをチョイス。
見た目はご覧のとおり普通の洗濯桶ですが、
このように折りたたんでフックにかけることができます。折りたためない桶を使っていたときと比べて占有するスペースの差は歴然。オススメの1品です!
私は中川政七商店で購入しましたが、ニトリなどでも折りたためるタイプの洗面桶が買えるみたいです。
ちなみに、収納棚の上のものを取る際に使っている踏み台も折りたためるタイプを使用。洗濯機横にマグネットフックでかけています。
●4.ゴミ箱はフックで空中収納
ゴミ箱は鏡の下の引き出しの取っ手につけたフックにつるしています。こうすることで掃除機をかけるときもゴミ箱をどかす必要がありませんし、立っている状態でゴミを捨てるとき、床置きしているときに比べて距離が近くなるのでゴミを入れそこなうことも少なくなりました。
中にはビニール袋などを入れず、汚れたら洗うようにしています。そのために丸洗いがしやすい形、大きさ、素材を選びました。
●5.掃除グッズは扉裏を活用
洗面台下の収納扉の裏にフックをつけワイヤーネットをつるし、掃除アイテムや小物をつるしてスペースを有効活用しています。収納スペースの限られている洗面所では扉裏も大事な収納スペースです!
毎日使う場所だからこそ、自分が使いやすいようにものの配置を工夫することで時短やストレス減につなげることができます。
ぜひ参考にしてみてください。