『コード・ブルー』以来、じつに7年ぶりにフジテレビ系ドラマで主演を飾る山下智久さん。忙しい毎日のなかで感じている“小さな幸せ”や、子どもの頃の思い出などを、表情豊かに語ってくださいました。

山下智久さん
「“知りたい”という好奇心が、自分をここまで運んできてくれた」と話す、山下智久さん
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山下智久さんインタビュー。「自然災害について考えるきっかけに」

春からスタートする新ドラマ『ブルーモーメント』は、『BLUE MOMENT』が原作の、天気にまつわる作品。山下さんは、気象災害から人々を守るべく奮闘する、SDM(特別災害対策本部)の気象研究官・晴原柑九朗(はるはらかんくろう)を演じます。

「クランクイン前の今は、気象学者の方のドキュメンタリーを観たり、原作コミックを読み込みながら、専門知識を学んでいるところです。天気はとても身近なものですが、だからこそ僕もこれまで深く知ろうとしてこなかったように思います。たとえば、台風のマークひとつ取っても、どういった成り立ちなのかは、意外とみんな知りませんよね? 作品の予習をするうえで、新しい知識が増えていくことが、今はとても楽しくて。純粋に喜びを感じています」

「残念ながら、僕たちが暮らす日本は、世界でもとくに自然災害の多い国のひとつ。平和な時間がしばらく続くと、ついそれを忘れてしまいがちですが、あらかじめ心の準備をしておくことはとても大切だと思うんです。このドラマが、多くの方にとって、『災害への備え』を見つめ直すきっかけになれば…そんな思いで作品に取り組んでいます」