俳優として第一線で活躍しつつ、ライフワークとして社会貢献活動にも力を入れている竹下景子さん。フットワークを軽くして、いつでも動ける体をつくるために、どんな生活習慣を取り入れているのでしょうか。
すべての画像を見る(全2枚)足の専門医にかかったら、さまざまな問題が発覚
『これからの暮らし by ESSE vol.07』では健康や美容など、“これから”世代の体や心の変化を前向きに乗り超えるコツを紹介しています。ここでは竹下景子さんに、いつまでも元気で過ごすために心がけていることを教えてくれました。
「じつは最近まで、自分はこの年にしては丈夫な方だと思っていたんです。でも一昨年の夏、旅番組のロケで、左ひざに違和感を覚えて。足の専門医で検査を受けたところ、問題がまあ出るわ出るわ。歩き方がアンバランスなせいで左ひざに負担がかかっていて、放っておくと変形性関節症になると指摘されたんです。さらには骨粗しょう症予備軍でもあると診断されて。まったく自覚がなかったので驚きましたが、健康寿命を延ばすためには、“歩く力”をつけることが欠かせないと教わり、足の健康を意識するようになりました」
愛犬とのウォーキングが日々のリフレッシュに
新たに取り入れたのは、ひざやアキレス腱を伸ばすエクササイズやウォーキング。スニーカーには左右のバランスを整えるための中敷きを入れるなどの工夫をしたことで、1年後には病院からも「改善しましたね」とお墨つきをもらえたそう。毎日のウォーキングの相棒となったのが、運動を始めて間もない頃に迎えた保護犬の「なんばん」でした。
「広島の保護施設から来た元野犬の男の子で、うちでは“なんちゃん”と呼んでいます。その子がとにかくよく歩くんです。毎日、朝と夕方に40~50分ずつ散歩しながら、『もう梅が咲いてるね』『今日も1日終わったねえ』なんて話しかけたり、ご近所の犬友達とおしゃべりしたり。その時間がとても好きなんです」