家が片づかない、クローゼットがパンパンなのに着る服がない、それはもしかしたら「賞味期限ぎれの服」のせいかもしれません。ライフオーガナイザーのお仕事で散らかったおうちを訪問することが多い下村志保美さんが詳しく教えてくれました。

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クローゼット
片づかない家にある「服」
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あなたのクローゼットには「まだ着られるけど結局着ない服」はありませんか? もしかしたら“賞味期限がきれている服”かもしれません。
今回は、今すぐ処分を考えたい賞味期限ぎれの服についてお伝えします。

1:機能的な賞味期限ぎれの服

毛羽立ち

さほど目立つわけではないけれど、気になってしまう色あせや小さな汚れ、目立たないほつれ、取っても取ってもすぐに出てくる毛玉。
部屋着としてなら着られそうだから消費期限は来ていないけれど、洋服の賞味期限は過ぎています。

片づいていない家には、これらの賞味期限ぎれの服が部屋着としてたくさんあります。
部屋着は賞味期限ぎれの2軍服ではなく、部屋着としてリラックスできて洗濯もしやすい服のみに絞りましょう。気分も上がりますし、賞味期限ぎれの服も減らすことができてすっきりします。

2:ライフスタイルの変化による賞味期限ぎれの服

スーツ1

女性は妊娠出産子育て、その時々によって必要な服が大きく変わってきます。
マタニティ服は代表的ですがそれ以外にも、子どもと公園をかけ回るときは必要だったジーンズも子どもが成長した今はもうほとんど履かないとか、子どもの学校に行くときに必要だった紺のワンピースもクリーニングの袋がかかったまま。

スーツ2

近年では毎日通勤していたときはたくさん必要だったスーツも、コロナ禍を経てテレワークが多くなると不要になり、この1年で1度も着ていない…とか。

これらはライフスタイルの変化による賞味期限ぎれの服です。
次にその服の登板が来るのはいつなのか、この機会に考えてみてください。