ESSEonlineで2024年2月に公開された記事のなかから、ランキングTOP10入りした記事のひとつを紹介します。

「玄関から1歩で、トイレにも洗面所にもリビングにも行ける」「通路がクローゼットを兼ねていて、脱衣所につながる」「キッチン、パントリー、洗面脱衣所がつながる」。そんな3つの便利な工夫がある平屋の家をご紹介。自邸の快適さと工夫について、日刊住まいライターが語ります。家事やお出かけが、とってもスムーズな家に!

※記事の初出は2024年2月。内容は取材時の状況です。

間取り図
廊下のない平屋の間取り。3つの動線をつくったことで毎日が快適に!
すべての画像を見る(全8枚)

家づくりでは100件以上の間取りを検討

キッチンから玄関方向を見る

筆者は夫婦ふたり暮らし。2年ほど前、30代目前にハウスメーカーで、延床面積32坪(105㎡)の平屋を建てました。

わが家の間取りは、100件以上の間取りパターンを見て決めました。その甲斐あってか、とても生活しやすく気に入っています。とくにこだわってよかったと思う3つの動線を紹介します。

 

1.玄関から1歩でリビング、洗面所、トイレにアクセス可能

玄関ホール

わが家は、玄関を入るとドアが3つあります。それぞれリビング(左手のドア)・洗面脱衣所(正面のドア)・トイレ(右手のドア)につながっているのです。

帰宅後は、リビングに入る前にすぐに洗面所で手を洗うことができるので、衛生的にとてもよいと思っています。また、リビングとトイレの間に、玄関ホールがあることにもメリットが。ドアを2枚はさむことになるので、リビングにいてもトイレの音を気になりません。