親が一緒に勉強してくれたら、子どももがんばれる

みきママとはる兄さん
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——みきママさんの新刊『みきママの東大合格弁当』を読む方のなかには、受験を控えてナーバスになっている子どもとの距離感に悩んでいる人もいるかと思います。受験期の見守り方や子どもとのコミュニケーションについて、お二人はどう考えていますか?

みきママ:親から「勉強しなさい」って何度も言われたら、きっと子どもは余計にやる気がなくなりますよね。でも親としては、自分にできることはなんだろう…? といつも考えてしまう。はる兄は、「こうしてほしい」という親に対する要望はあった?

はる兄:子どもとしては、勝手に心配して、勝手に落ち込んで文句を言って…というのはやめてほしいですよね。仮に受験がうまくいかなかったとしても、それは僕の人生だし、そこから学ぶこともあるだろうし。僕がそうでしたけど、それまでぜんぜん勉強しなくても、どこかのタイミングでスイッチが入って急に伸びることはあるので。それを信じて放っておいてほしいなと思います。

みきママ:そうは言っても、親は子どもの未来が心配でたまらないものだからね…。なにかせずにはいられないんだよ。

はる兄:僕は、一緒に勉強したらいいと思うんですよね。「一緒に英検受けよう」でもいいし、同じ内容じゃなくても、「私はこれを勉強するから」と机に向かっていれば、説得力も増すだろうから。

うちの場合も、母が管理栄養士を目指して勉強している姿を見ているから、僕も弟も「勉強しろって言われる筋合いないよ」とは言えないです。放任しつつ、親も同じ立場でがんばってくれたら、子どももうれしいと思います。

みきママ:たしかに私もずっとリビングで勉強しているので、それは子どもたちへのいい影響になったのかもしれないですね。それと、お母さんたちに伝えたいのは、まず自分自身の心と体を元気に保つこと。しっかり食べて睡眠を取って、笑顔でたくさんコミュニケーションを取っていれば、自然と親の愛情も伝わると思います。

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