若い頃よりも無理がきかなくなってくる50代の海外旅行。「あってよかったもの」「役立ったもの」について、元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんに聞きました。
あくまでの私の場合ですが、旅行へ行くとすべて順調ということは少なくて、なにかしら問題が起こります。でも、それも思い出や記憶に残る理由になったりも。ひとつの経験として、その後の役に立ちますしね。
ただ体調のことだけは、若いときにはなんとかなると乗り越えられたことが、年齢と共に対処が必要になってきたと感じています。
すべての画像を見る(全7枚)先日の台湾旅行でも調子を崩しましたので、役に立ってくれたものについてお伝えします。
1:空港でもらった「コロナ検査薬」
台湾の空港で荷物を受け取って外に出るとすぐ、コロナの検査薬を配っていました。
とくに必要がないかなと1か所目はとおりすぎましたが、それこそなにがあるのか分からないし…と思い直していただきました。
そうしたら「なにがあるのかわからない」状態に。二日ほど夜に熱を出しました。ただ、なぜか日中は元気。いただいた検査薬で検査をして陰性だったので、周囲にも心配をかけず、自分自身も少しホッとして旅を続けることができました。病院では「季節性の風邪でしょう」とのことでした。
心配や不安って、思ったよりも人を疲れさせますので、ありがたかったです。
2:「シップ」は体が痛んだときにお役立ち
薬はいつも飲んでいるものを持って行きます。シップも荷物に入れておき、足が疲れた日は、ふくらはぎや足裏にシップを貼ると気持ちがいいです。
シップはそれ以外にも、役に立ちました。
熱を出した夜、寝ている時間がいつもよりも長いからか熱のせいなのか、珍しく体が痛くなりました。痛さを感じる腰に貼ると、ずっと過ごしやすくなると感じました。
もちろん薬は現地でも買うことはできますが、地域によっては薬局が見つからない場合もありますし、言葉が通じない場合も。
体調が悪いときは心細くなりますよね。買い物だって辛いもの。ほかの人の用事も増やさずにすみますし、持っていればこそすぐに使うことができます。