3人の男の子を育てながら美しさを日々アップデートしている美容家の神崎恵さん。そんな神崎さんが誕生日の過ごし方について語ってくれました。

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自分の誕生日には毎年母に花を贈ります

神崎恵さん
神崎 恵さん
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12月に48回目の誕生日を迎えました。といっても、自分の誕生日ってなにをするわけでもないんですよね。自分でケーキを用意するのもなんですし(笑)。世のお母さんたちの多くは、きっとそんな感じじゃないのかな。。

そもそも私にとって誕生日は、自分が生まれたことを祝う日というより、母に感謝する日という意識が強いんです。だから毎年自分の誕生日には、母に花を贈ります。「産んでくれてありがとう、育ててくれてありがとう」という感謝の気持ちを込めて。

私が泣くのは「子どもたちの誕生日」だけ

そんなわけで自分の誕生日祝いはスルーな私ですが、息子たちの誕生日は別です。前々から仕事を調整して休みを確保。好きなものを家で食べたいか、外で食べたいかを聞き、家族みんなでお誕生日を祝います。

息子にも都合がありますから、一緒にお祝いできないことももちろんあります。でもいいんです。私1人でもお祝いしますから(笑)。息子の誕生日の夜、1人でグラスを傾けていると、いろんな思い出が浮かんできてどうしても泣けてきちゃうんですよね。子どもの誕生日は、私が唯一泣く日かもしれません。

私が今、仕事ができているのは、息子たちがいてくれたからだとしみじみ思います。なにかを手に入れるには死に物狂いにならなければいけないけれど、自分のためだけだとなかなかそうはなれない部分もあって。でもだれかのためなら必死になれるし、その存在が大きなパワーになる。私は息子たちのおかげで、必死さを自分の力にできた。それがすごくすごく大きかったと思っています。

そういえば、これまで私の誕生日にはLINEでメッセージをくれるだけだった息子たちが、前回の誕生日にはケーキとお花とプレゼントまで用意して、お祝いしてくれたんです。びっくりしたし、うれしかったなぁ。