5.タオル
すべての画像を見る(全7枚)ハンカチやタオルを好きな人も多いです。私もかつてたくさん持っていました。タオルはギフトでもらうことも多いので、油断しているとどんどん増えます。
1つタオルをおろしたら、同じものを何か月も使い続けますよね? 洗い替えが必要だとしても、そんなに何本もタオルはいりません。
新品のままダンボール箱に詰め込んで押入れにしまっておくと、タオルはだんだん劣化します。端が黄ばんだり、小さな茶色いしみがついたり。
そんなことになるぐらいなら、自分で全部使ってしまうか、使えないなら、今タオルを必要としているところに寄付したほうがいいのです。
6.なんとなくとってある書類や手紙
片づかない家には、紙類がたくさんあります。それは個人的なメモや手紙かもしれません。もしくは、なにか重要なことが書いてある気がする書類かもしれません。仕事で使った資料をいつまでも捨てない人もたくさんいます。
紙が問題なのは、家のあちこちに、散らばってしまうことです。1枚だけならぺらっと薄く、存在感があまりないけれど、何枚もたまると紙はとてもかさばります。本当に必要な紙だけ、残しましょう。
7.半端な粗品
日本では販売促進の方法として、企業が粗品や景品をよく配ります。ふだんの生活でも、贈り物の交換が頻繁なので、普通に暮らしていると、どんどん粗品が増えます。
自分で意図して手に入れたわけではないのに、一度所有してしまうと、「捨てるのはもったいない」と思って捨てられないのが人間の常。片づかない家には、使うかどうかわからない半端な粗品が押入れや棚にたくさん詰め込まれているので、いつも使う大事なものが部屋にあふれてしまいます。
ほかにも、不用品はいろいろあります。「いつか使うかもしれないもの」ではなく、「今、使っているもの」を残せば、片づけやすい家になりますよ。
筆子さんの著書『50歳からのミニマリスト宣言!』(扶桑社)では、ここで紹介した以外にも、上手なものの減らし方や、ミニマリストになってよかったこと、体と心の健康を保つコツなど、これからの暮らしに役立つ内容をたっぷり掲載しています。