家づくりで間取りを考えるとき、悩むのが洗面所と脱衣所を一緒にするか、分けるかという問題。ハウスメーカーで家を建てた日刊住まいライターは、脱衣所を洗面所から独立させたプランに。広さはわずか1.5畳ですが、床暖房を入れ、収納も工夫することで、とても便利で快適な空間になっています。狭くても脱衣所をつくってよかったと感じる理由を語ります。

浴室から見た脱衣所
1.5畳の脱衣所を浴室から見たところ。洗面所兼ランドリールームと分けて正解!
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洗面所から独立。たった1.5畳でも大活躍の脱衣所

筆者は妻と子ども2人(2歳、0歳)の4人家族。3年前に、ハウスメーカーで2階建ての家を建てました。延床面積38坪、1階にLDKと水回り、2階に主寝室と2つの子ども部屋、書斎がある間取りです。

 

間取り図

上は、1階の北側につくった水回り部分の間取り図です。洗面所はランドリールームと検討に。そして、浴室の間に1.5畳の脱衣所をつくりました。

家づくりの打合せをしている最中は、「たった1.5畳の空間なんて、狭くて使いづらいのでは?」と心配でした。

しかし、住んでみるとそれは杞憂でした。1.5畳という狭さだからこその、メリットがあることにすぐに気づいたのです。さっそく、独立した「小さな脱衣所」のメリットをご紹介しましょう。