お金をかけなくても豊かな暮らしをしている人にクローズアップ。今回は、整理収納アドバイザーの原田さよさん(60歳)に、ゆとりあるお金の使い方について教えてもらいました。夫と夫の母、シニア世代3人暮らしの原田さんは現在、将来受け取れる年金の見込み額を月予算に設定して生活しています。「使わないから豊かになるわけではないと気づいた」と語る原田さんのお金の使い方とは?

関連記事

寒い季節でも押し入れの「湿気」に要注意。手軽にできる4つの対策

原田さん流・自分と家族が心地よく暮らせるお金の使い方

家の中が片づいて、頭の中も整理できた。夫婦と夫の母との3人暮らしで生活も変わりました。これからの人生について考える余裕ができたとき、どこにお金をかけて、どこを削ったらいいか、より生きたお金の使い方を考えられるようになったそうです。

●買い物に行く手間を減らし、ネットスーパーを愛用中

ネットスーパーで商品を選び中のパソコン画面
すべての画像を見る(全3枚)

「ネットスーパーを活用しています。徒歩圏にあるスーパーはたりなくなった牛乳や納豆など日配品を買いに行くぐらいです」(原田さん、以下同)

子育ても終わった今、買うべき食材の内容も量もほぼ決まっています。

「まとめ買いしてもスペースをとられるだけで、結局無駄にしてしまうことも。必要なものを必要なだけ、好きなときに注文できるネットスーパーを便利に使っています」

●家事代行業を利用したら得がたいプロの技に感動

子どもが結婚すれば来客が増えたり、孫が泊まりに来ることもあるはず。そこで掃除をプロに頼んでみました。

「お風呂もトイレも劇的にきれいになったし、エアコンは格段に効きがよくなりました。きっと電気代にも影響しているはず。1台あたり2万円ほどかかりますが、その価値はあると思う。以来、2年に一度ぐらいのペースでお願いするようになりました」

●欲しいもののためには我慢もします!

愛用の美顔器

美容院に通う回数を減らしお小遣いから少しずつ貯めながら買ったのがYA-MANの美顔器。乾燥しがちだった肌がうるおって、お化粧のりも改善!

「美容のためのお金は毎月の自分のお小遣いをやりくりしてねん出すると決めています。肌も快調だし、化粧品代にかけるよりよかったと思っています」