●番外編・意外にも処分に苦労しなかったもの:ラップ、保存袋、トイレットペーパー、紙袋

ラップ、保存袋、トイレットペーパー、紙袋
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ラップ、保存袋、トイレットペーパーは大抵の家庭でストックが多めにあるかと思います。実家の母も災害時の備えも兼ねて、たとえばトイレットペーパーなら使いかけ以外に12ロール入りを2パックなど、ひとり暮らしにしては多く持っていました。
これらはありがたいことに、施設で使ってくれることになりました。

一見その量から処分に苦労しそうな物でも、消費が早かったりほかに需要が高いものは、すぐになくすことができました。

また、紙袋は不用品を分類するのに活用したので、意外にもすんなりと使いきることができました。

●実家の片づけを振り返って

以上が実家の片づけで私が処分に苦労したものになります。
とくに前編で取り上げた1位の食器は、まとめて運ぼうとすると重くて運べないので少しずつ運ぶことに。キッチンが2階にあったために、階段を何往復というレベルではすまないほど往復して大変な思いをしました。

私も食器を見るのは好きで欲しくなりがちですが、多くなりすぎないように自分が管理できる範囲でほどほどに楽しみたいと思います。

実家の片づけは心身ともに削られる作業でしたが、やり終えた今振り返ると、今後の自分の住まい方や生き方にプラスとなる学びもありました。

「もったいない」と言ってものを大事にとっておくことはいいことだと必ずしも言いきれず、手放すことで未来が明るくなることもあると改めて気づかされました。

皆様にとっても学びとなることが少しでもあれば幸いです。

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