●10月:節約の効果が出やすいので、貯蓄に弾みをつけて

冷暖房費があまりかからないこの時期は、節約効果が出やすいとき。いつもより少し多めに貯められれば、年末に向けて貯蓄に弾みがつきます。ハロウィンはホームパーティで安く上げる工夫を。冬目前なので予防接種代などの医療費にも注意。

<予想される出費>

・ハロウィン 2,830円
※マクロミル「ハロウィンに関する調査」(2018年)ハロウィンにかけられる最大予算より

ホームパーティで安く上げる工夫を
すべての画像を見る(全6枚)

・インフルエンザの予防接種 1回当たり3,529円

※キューライフ「インフルエンザの予防接種の平均価格(成人1回目、健康保険などの公的助成ない場合)」(2018年)より

●11月:クローゼットを見直して冬服の準備を

冬服の購入にはお金がかかります。クローゼットを整理して必要なアイテムをリストアップし、ムダのないコーディネート計画を立てて。お歳暮や年賀状も、早めに準備すれば割引などが受けられておトクなことも。七五三で出費が増える家庭も。

<予想される出費>

・七五三写真代 28,505円
※ネットエイジア「写真館・フォトスタジオに関する調査」(2015年)七五三での平均利用額より

・冬服の準備 1人当たり13,899円
※フェリシモモノコトづくりラボ「2016-’17年冬コート調査」(2016年)冬コートに使う平均予算より

●12月:年末のイベントが多く出費がかさむとき!

クリスマスのイラスト

忘年会にクリスマス、お正月の準備など、1年でもっとも出費が多いとき。なんとなく使っているとすぐに赤字になるので、前もって予算を決め、きちんと収支を把握しましょう。1年でいくら貯められたのか、貯蓄の総まとめもこの時期に。

<予想される出費>

・忘年会 1人当たりの予算4,631円
※ぐるなび「“平成最後”忘年会調査2018」(2018年)プライベートの忘年会の予算より

・クリスマス 1人当たりの予算8,477円
※楽天インサイト「クリスマスに関する調査」(2018年)クリスマスプレゼントの平均予算より

●1月:新年のお祝い事や子どもの受験料などの支出も

お正月のお年玉も、少額でも人数が増えればかなりの金額に。子どもの親とも相談して金額を決めておくとよいでしょう。子どもが受験生なら、受験費用もかかる時期。また、1年の始まりに、年間の計画や貯金目標などを立てるのがおすすめ。

<予想される出費>

・お年玉 1世帯当たりの支払総額26,166円
※住信SBIネット銀行「お年玉に関する意識調査2019」(2018年)の平均支出総額より

・子どもの受験料 私立高校の受験料15,988円
※文部科学省「平成30年度私立高等学校等授業料等の調査結果について」(2018年)私立高等学校の受験料平均額より

●2月:光熱費がアップ。子どもの入学準備も

子どもの入学準備

2月は1年のなかでも光熱費がもっとも高くなりやすい時期。節約を心がけるのはもちろんですが、その分の予算を組んで対策したり、電力やガス会社の乗り換えを検討しても。入学準備の時期なので、制服や体操着、カバン代なども確認して。

<予想される出費>

・子どもの入学準 高校入学費用296,000円
※日本政策金融公庫「平成29年度『教育費負担の実態調査結果』」(2018年)子ども1人当たりの高校の入学費用

●3月:異動や引っ越しが多く、歓送迎会費もかさみがち

春は交際費が増えがち。歓送迎会やお花見などの費用は平均額を参考に、予算を決めて。予算を超える分はこづかいから出す、回数を抑えるなどの工夫も必要。また、引っ越しが多い時期で、この時期の引っ越し代は1年でもっとも高くなる傾向が。

<予想される出費>

・歓送迎会 1回当たりの予算3,929円
※ホットペッパーグルメ外食総研「『歓送迎会』『花見』についてのカスタマーアンケート」(2018年)歓送迎会の支出額実績と今年の想定金額より

・引っ越し 1回当たりの費用96,317円
※トレジャー・ファクトリー「新生活に関する調査結果」(2018年)引っ越し費用と不用品の処分の金額の合算より